2019年10月

 30(水)
二日続いた冷え込んだ夜は一段落、昨夜は掛けていた毛布を一枚減らして眠った。
音源の編集を繰り返し、ウッドベースの音量が必要以上に大きいと気付き削った。物心ついて聞いていた音楽で特にウッドベースのサウンドが好きだった。二番目のバンドでエレキベースを弾いていたがウッドベースのあったかい音は大好きだったので低音域を上げていたんだなあ。
低域を上げると耳に聞こえない超低域も上がってしまい、こいつが編集の妨げになっていると気付いた。気に入ったアレンジ部分も必要以上に上げていたようだ。こいつに気付くのに随分時間がかかったが、イイ傾向だとうれしく思っているのです。

 28(月)
昨夜は寒かった。最低気温が2℃まで下がった。もう冬か?と問うと、まだ秋だ、と云う。毎年最低気温がグッと下がる度に、冬になったと思うのです。此処から見える早池峰はもっと寒く冷え込んだに違いない。
珍しくトランペットをとり入れた♪今は涙が♪の最後のサビに登場するタンバリンの響きを表現できるよう試行錯誤をくりかえし、やっと表現できるようになった。中低音を削り、更に低域も削り、高域の響きを獲得できた。ベース、ドラムス、ギター、ちょっと奥まったコーラスがヴォーカルを支える。全体のリズムはベースとベースドラムを重い感じにしているので低域を削るには勇気が必要だった。低域、中低域を削ったので、超高域を上げる余裕が生まれたようだ。EQで超高域を上げても、中低域が邪魔をしていたようだ。コンガの音域を残し中低域を削るのは難しかった。

 27(日)
午後、体操。ふくらはぎを伸ばしてからジックリと。風が冷たくなっている。周囲の山々は霞んでいて、平地に光が満ちて、不思議な風景に見える。音源の編集にのめり込んでいたので体のあちこちが凝っている。
26(土)
今朝は音をたてて風が吹いている。
♪今は涙が♪の補正をしています。トムジェリの解散が決まった頃の想いをつづった作品なのです。実際に演奏し始めたのは次のバンドに移ってベースを弾き始めてからです。
この作品をひとりの演奏を重ねたのは岩手に来てから、パソコンを始めた次の年2006年でした。
コーラス、ウッドべ―ス、ドラムス、アコースティックギター、に加えてトランペット、ストリングスです。コーラスは十人でした。音源を作り、どうにかできあがるのに随分時間がかかりました。

 25(金)
トムジェリの♪五木の子守唄♪。ファルセットで歌っている楽曲ですが、オイラの弾くギターの音が聞こえない状態になっていました。多分ファルセットの高域の倍音とギターの音域のバランスを見失った結果、と思ってます。

 24(木)
パソコンの調子がイマイチでブログを書き込めずにいました。
音源編集で日本民謡 in New Countryの音量調整をしてます。民謡を歌うなど、よくやったもんだ、と思いながら調整。母が聴くラジオの民謡の番組を傍で耳にしていた程度なのです。日本民謡全集という分厚い本を頼りに挑戦しました。若者の怖いモノ知らずだったんでしょうね。云われるがままに歌いました。知らない曲は全集に載っている簡単な譜面が唯一の資料。何気なく聞いていたのに何かインプットされたものがあったのですねえ。ギターを弾きながら歌ったのです。歌は別録りにして欲しかったけど、それもままならずにトライ。自分のできることしか出来ないと、開き直ったのです。不自然に手を加えたところを修正し新たにダイナミクスし直してます。

 21(月)
ラグビー・ワールドカップの日本チームの試合が昨夜終った。ベスト・フォー。
ラグビーの魅力を充分に伝えてくれたと思います。
先週の日曜日、釜石で頑張ってくれたのはカナダと相手のチームの面々も加わってくれました。ありがたいことです。

 19(土)
寒いですぜ。
台風の後、朝晩の気温がグーッと下がり、毎日ストーブ無しでは居られませんぜ。
血糖値が高いと判り7ヶ月、血糖の平均値は下げ止まっているのです。合併症を起こさないため軽い薬を処方された。だからと云って体操は続けるよう念を押された。
仕方ないですね、好きな音楽を続けるには・・・。

 18(金)
日増しに台風の被害が明らかになってます。
一つお知らせしたいことがあります。釜石で土砂災害がありました。土曜、中止になったカナダのラガー達が土砂を掘り撤去に力を貸してくれました。


 16(水)
今回の台風による被害の大きさが少しづつ判って、皆で考えることが表れているようです。

 15(火)
台風の被害に遭われた方々、こころよりお見舞い申し上げます。
ことらは土曜から鉄道が全て運休し日曜の夕方まで停まってままでした。被害もありませんでした。

 13(日)
台風の被害に遭われた方々、こころよりお見舞い申し上げます。県内はすべての鉄道が止まりました。収穫時期のリンゴも大分落ちたと聞いています。
オイラは音楽の仕事で岩手山、姫神山、早池峰山が見渡せられる処に出かけておりました。台風一過の天気でした。

 12(土)
トムジェリの♪誰もいない海♪の補正をしています。大人っぽい声を出そうと頑張っているのを思い出しながら・・・。
午前中ギターの絃を張り替える前にネックの指板をクリーニング。途中で見ていられなくなったようでミーがする。綺麗になったと思ったが汚れが残っていたらしい。汚れを水分で浮かし根気よくやってくれた。その後で絃を張る。ここ数年始めた張り方で。手伝って貰い完了。TVでは台風の情報を伝えている。
張り替えで一汗かき編集にとりかかる。大人っぽさを強調していた低域を削る。若い声に戻る。中高域も少し削り、各楽器が自然に聞こえる状態にする。平均年齢は三十歳くらいのトムジェリ、オイラ以外は大人の音で音楽は洗練されている。


★これから上陸する台風。大きな被害がないことを祈っています。

 11(金)
アコースティックギター二本とベースだけでヴォーカルををサポート。後半はストリングスや管、ハーモニヴォーカルが加わるが、大好きなアコースティックなサウンド。
♪ほうほうの子守唄♪、マルビナ・レイノルズおばあちゃんに是非つくるようにと勧められた作品。現実と夢の国の間にいる幼い子に聞かせる音楽は安心して眠りの国へ誘う。しかし2コーラスでは眠らずに天使の国のうたを歌ってとせがむ。こんな子守唄世界の何処にもないに違いない。
最終コーラスでは森で暮らす様々な生命も参加してくれるアレンジにした。
すっきりの軽いファイルに戻してリマスタしています。想像で描いた合歓の木林、東和町から遠野に抜ける処で見つけた時はビックリビョーテンしたものでした。

 10(木)
今朝は明るい陽射し。
明るいように感じるが、いつも気にしている早池峰の姿は見えない。山々に囲まれているが、一ヶ所途切れている処に早池峰がある。その姿が見え居るのは空気が澄んでいればオイラの目でも見え、嬉しく感じます。
音楽の高い音、その向こうに更に高い音域があり、音楽の世界の広さを表現できるようだ。
永年の編集試行錯誤が教えてくれた部分かな?
その超高域音は微かであるが、音楽全体に広がりをあたえる力があるようで微妙な編集を続けてます。
続けてます・・・と書いても、続けています、ではないですか?という問いかけをしなくなったパソコン君、学ぶってことは素敵ななあ。

 9(水)
編集中の♪今は涙が♪の2コーラス目のサビのタンバリンを修正しています。タンバリンの高域の響きをキープしつつ、ドラムの右手で叩くハイハットシンバルの細かい刻み音を目立たなくする作業です。ハイハッととは左足で上下のシンバルの間隔をコントロールします。各コーラスの前半ではシンバルの間を広げたり閉じる音の変化があり、サビでは閉じたまま叩いています。この閉じた金属音を抑えようとしていますが、高域を下げると目指すタンバリンの鈴の音も減衰しかねないので、幾度も試行錯誤をしています。結局17khz付近を狭く限定し大きく、4khz辺りを幅広くほんの少しだけ下げ、希望の音色を獲得したようです。
この楽曲を一人だけで演奏し多重録音した時、ドラムの音に時間をかけたのを憶えています。というのは、ドラムはマッタク素人で、頭の中で考えた音を作っていったのです。両手両足の動きをバラバラに録音し組み立てました。ベースと協力し楽曲の土台を構築する大事なパートで、ベースはウッドベースなのです。ウッドベースの音が好きなのです、細かいフレーズを弾けないが大きなノリでは欠かせない音なのです。その分ドラムスが細かいリズムを担当しています。ドラムスの位置はメインヴォーカル、アコースティックギター2本、コーラス隊の直ぐ後ろでベースと並んだ位置です。更に後ろにはストリングスが囲んでいます。
コーラスも歌詞を歌う時とウーとハモる時は音量を変えています。
録音当時はウーとハモるコーラスの音量は下げ気味でしたが、その後アレンジを変えウー・コーラスの存在はハッキリさせました。アレンジ、演奏、録音、編集を全部ひとりで音楽を構築するのは難しいが楽しいのです。今日は編集が巧い方向に動いているので沢山オシャベリしましたね。
おつきあい、アリガトございます。


 8(火)
♪今は涙が♪のファイルを軽くし、楽曲の始めの同じ曲想の部分を選択し、EQで音色を整え、コンプレッサで音量を均一に補正。続く選択部分でも同じ作業を繰り返し最後まで作業。楽器構成が異なれば曲想も変化する。音量に変化を付けるポイント。
編集の試行錯誤から学んだリミッタの効果を活用でるようになり、曲想の変化を音量で表現することで最終的な編集項目へ辿りついた・・・のかな?デジタル編集を続けているがリミッタの使い方は最近まで分からずにいたのです。

 7(月)
♪今は涙が♪の方半のタンバリンの音色を補正しています。打撃音を少なく、シャンという響きを追求。中低音を少し削り超高域を微妙に増やしてます。カットアンドトライを繰り返し、じっくり聴き直してます。この時タンバリンの響きだけに集中しているとストリングスやボーカルの高域まで上げていまうのです。全体を聴きながらタンバリンの高域を確認すべきなのです。今までこのあたりの微妙なチェックが賭けていたため、不自然は響きになっていたのです。

 6(日)
耳の疲れで音色補正が困難になるので、朝の敏感な状態で始めた編集。珈琲と共に。
テープが擦り切れる程、聴きこんでくれる、そんな状態のカセットテープの音を聞いた時、嬉しく想うと同時にテープの磁気が削れるということに驚いた。編集が巧くいかず放置していたファイルに挑戦している。

 5(土)
トムジェリで当時流行っていた楽曲を録音したこっとがあり、久しぶりに聴きました。
越路吹雪さんの♪誰もいない海♪、ご主人の内藤さん作曲。トワエモアのヴァージョンの方が知られていたが越路さんのオリジナルでテイクワンで録った。その頃はまだピックで三連のリズムを弾きながら歌っている。背伸びして大人っぽい声で、キーも低目で歌っている。
流行っているが、それらの楽曲は一回きりの演奏でした。しかしオイラ以外は素敵な音楽を展開している。オイラは必死に歌っている。若い頃、素敵な音楽で歌えた幸運を改めて感じているのです。

 4(金)
秋の雨がしとしと。
♪異邦人♪の鈴の音とダイナミクスを調整しています。鈴の打撃音は抑え全体の音色を改めて調整。裏の林に静かに降る雨の音を手本に自然なサウンドを目指す。
時々休憩し耳の感覚を整え、筋肉増強の体操を行う。
夏の暑さで控えていた筋肉運動を続けられ、筋肉の存在感がイイ。

 3(木)
楽曲の盛り上りを補正中。
音色を整えて微妙に強弱の流れをつくりだす作業。本来は各楽器がひとつのトラックで構成されるミックスで考慮すべきだったのだが・・・。
2ミックスになってしまうと全体の印象で表情をつけるしかないのです。素人のかなしさを味わいながら続けるしかないのでしょう。
昼過ぎ、買い物に付き合って歩く。雨がポツポツだが構わず歩く。スーパーから産直へ。ナントタマネギの苗がもう出ている。もうひとつナント、大好きな芭蕉菜も買ってきた。東京にはなかった野菜で漬物で食べられている伝統野菜。これをオイラは薄味の漬け汁を沸かし、茎の太いほうから入れ、直ぐに火を止め、その状態で冷まし、冷蔵庫へ。減塩で直ぐ食べられるから食いしん坊は大歓びなのです。


 2(水)
どんな風に、食べ物を食べていたのか?と箸の動きを停め考えることがある。血糖が高いと判り、間食を全部カットし、食をしっかり噛むようになってから、以前の食べ方を思いだそうとしている自分に気付くと子が、
よくある。
カレーライスは飲み物だ、などふざけて云っていたが、殆どの食べ物を数回噛んでは飲み込んでいた、と気付き、消化する胃袋はさぞ大変だったろうと思っている。