2018年 6月 日記

 4日(月)
昨日、今日と非常に暑い。暑くっても食いしん坊の食欲はなかなかおちないのです。☆とても美味しい魚を紹介します。メロウドという小魚を息子が買ってきた。イカナゴともいうらしい。イカナゴの釘煮という佃煮を昔頂戴したが、もっと小さい魚だった。今回のものは10pだ。唐揚げで頂戴。旨い!!!旨いという言葉以外思いつかない美味しさ。ほんの少量の醤油をつけると更に旨味がひきたつ。何処で買ったのかと問うと、道端で売っていたと云う。海から上げられたばかりの新鮮さ、何よりのご馳走。お代わりに続くお代わりで堪能した。しあわせいっぱい腹いっぱいでした。


 5日(火)
音源編集中に裏の林から聞こえてきたのは『トーキョウトッキョキョカキョク』、何回か繰り返してくれた。これがホトトギスかあ!ネットで確認してみると、鳴き声もでてきた。ナント鶯とホトトギス両方の声もみつけた。長い間ホトトギスがトーキョートッキョキョカキョクと鳴くと聞いていたが、ホントにそのように聞こえる。はじめは鶯君のあたらしいフレーズかと思ったが『ちゃんと聞いとくれ!』と云うが如くはっきりと歌ってくれた。窓を開けて編集中の楽曲を聴いていると縄張り意識のつよいとりは『オラの縄張りを荒らすのは何者だい』と一層大きな声になるのです。その際は御免よ オイラもイイ響きの音楽を目指しているんだよ、と謝るのです。


13日(水)
今月になった頃からイイ香りがしていた。風に乗って遠くから届いているのだと思ってたが、ナデシコだ。それも何時の間にか何処からか種子が飛んできてらしい。ナデシコが芳しい香りを放っているとはまったく気付かずにいた。改めてイイ香りだねえと花に近づいて話しかけた。オイラの目では白に見えるが薄いピンクらしい。派手ではない形だが奥ゆかしい香り。まさに『大和なでしこ』。大好きになっちまった。身近で咲いていたのにご近所の庭に咲いている素敵な花と思い込んじまってた。御免気付かなかったと詫びながら、花の香りを深呼吸。なでしこは静かに咲いている。


18日今朝、大阪で地震があったと聞きました。
謹んでお見舞い申す上げます。
(月)


20日(水)
カフェ―オーレを飲みながら音源の編集をしている。パソコンのスピーカは使わず、オーディオインターフェイスで取り出した音を工房のお―ディオにつなぎ聴いている。編集中の楽曲はトムジェリでのアルバム、日本民謡 in New Countryの二曲目♪ああ田原坂♪でがんす。オイラがほどこしてしまった不自然な音を頑固に残すしろものでござる。上げ過ぎた超高域を削っているが、それでも不自然さがある。その手強さに唸りながらカフェオーレを味わう。オラ―珈琲が好きだなあ、それも牛乳タップリのカフェオーレ。☆オイラ髪の毛の薄い赤ん坊だったらしい。何回も剃られていたんだと。そしてチビだった。両親は更に心配して牛乳を飲ませた。オカゲで中学二年から背が伸び、髪の毛も白くなあったが健在なのです。☆そんなことを感じながら111〜2khz辺りを削る。少しだけイイ音っぽくなりカフェオーレを味わう。こんな調子で日に数杯ゴチになってる。昔配達されていた瓶の牛乳の味の濃さや、ウチに来たワンコはみな牛乳が大好きで美味しそうにピチャピチャする表情が胸に届き、味わい深くなる。


23日(土)
今朝も暗いうちから鶯が元気にうたっていた。ホーホケキョの後半のケキョケキョを丹念に練習している。完成の域に達しているのに、こだわって繰り返していた。いつの間にかナデシコの花が散ってしまったがイイ香りがただよっている。何だろう?と見渡すとスイカズラだ。多分鳥が運んだ種子から育ったもので野バラに巻き付いている。何年も前にウオーキングのときに道端に咲いているのに出逢って以来、この香りをかぐと古いアイリッシュ民謡を口ずさむのが習慣になっている。今日も自然に口ずさみながら家に入る。そのメロディー或いは香りのせいで中学生の頃好きだったコニー・フランシスの♪Franky♪を聴いている。youtubeでみつけ録り込んだもの。懐かしい想いがひろがる。


30(土)
暑い。雨が降る予報だったが夕方に雷がゴロゴロしている。トムジェリの一枚目のアルバムから♪大漁節♪を聴いていると、裏の鶯が近くに来て『オラの縄張りでうたっているのは誰だ』というふうに叫んでいる。叫ぶといってもホーホケキョを大声で繰り返している。再生を止め『オイラだよ、若い頃に録音した曲を聴いているだけだよ、心配いらないぜ』と窓から顔を出して伝える。首をかしげてホーホケキョという。しばらく静か居していると安心したのか林の中に戻ってった。暑いのでカッカしているんだなあ。どれ、外に出て野菜を見てくるか。昨日の大雨と今日の暑さで皆元気のようだ。レタスと一緒に頂戴したサンチュが目に入る。毎日サラダで食べているがドンドンと葉を増やしている。雷の音は止まず轟いている。まことに暑い。