2015年12月

 1(火)
昨日に続いて東京から送ってもらった音源にホンの少し編集を加えている。遠山さんのギターを前に出したい。このアルバムジャケットの画像では、一番左にいらっしゃる。非常に無口な人でトム&ジェリースのサポータの方々も遠山さんの笑い声って聞いたことがない、と仰るくらい静かにしている。彼のギターの音楽は豊かな響きで豊かな想いが込められていて大好きなギタリストだ。♪別れのサンバ♪での彼のギターが奏でる音楽は凄いと思う。普段全く演奏したことのない楽曲なのだ。イントロはオラのギターソロ、歌に入ってから谷岡さんのバイオリンが続いていたので間奏は遠山さんのギターソロに進行すると思っていたのに、ミゾが弾きだしたのです。この時の音楽の『からみ』は今聴いても感動する。いつも静かな遠山さんの『想い』は凄かった。オラのギターを活かしながらご自分のギターを響かせていた。その凄さに鳥肌がたつのです。数年前に亡くなった遠山さんの活躍を伝えてくれる方のおかげで、今もオラの音楽を支えてくれているように思えるのです。軽くコンプレッサをかけ全体の音量を上げた。成功。


 4(金)
ついにどかっと雪が降っている。朝起きたらいきなり10pの積雪、水っぽいので解けるのも早そうだが、夕方になってもまだ降っている。雪の季節ともなれえば『肉まん』の季節だ。たてつづいて二個食べた。★皆様からカヴァー楽曲も聴きたいと要望をいただき数年前トライして、EQ(イコライザ)での過多な色付けを補正するのに膨大な時間を費やしてから暫く遠ざかっていた連続ファイル。しかしトム&ジェリースのアルバム音源を手本にするようになってからは、気に入ってる楽曲の大まかな周波数分布を調べていた。オラの好きな楽曲は何十年も昔聴いたものばかり。久保田早紀ちゃんの♪異邦人♪をカヴァーした音源を久しぶりに聴いている。初めて早紀ちゃんの歌を聴いた時にポルトガルのファド、カミュの同名の小説を思い浮かべた。初来日のファドのアマリア・ロドリゲスのコンサート、物凄かった。☆ひとを恋することではじまる自己分裂、疎外状況を、少女が音楽にしたなんてビックリしたなあ。凄い子だ。美人だ。☆岩手で暮らすようならなければ、日本語の楽曲を歌うなんてあり得なかった。今でも英語の楽曲しか歌わなかっただろう。岩手に来て岩手弁のサウンドを聞いて『美しいなあ』と気付いたのがキッカケだと思う。は、長い間使われている岩手弁でご近所の先輩達が話しかけてくれ、大体の意味しか判らなくても標準語にない暖かい意味を感じ驚き、歌うようになった。暗くなっても雪はまだ降っている。


 5(土)
旨そうな『肉まん』もイイが雪の画像が見たいという便りを頂戴。裏の林の雪を撮りました。寒いけど今日は陽射しがあるのです。昨日の日中は気温がナントT℃のままだったが、4〜5℃にはなるようでありがたい。それでも寒いのでパソコンを工房からコタツへ移動し編集している。★オラの♪異邦人♪はヴォーカルをギター、ウッドベース、ボンゴが中心に支え、前奏、間奏、後奏ではストリングス、シタール、ベル、グロッケン(小さな鉄琴)がでてくる。シルクロードのキャラバンのイメージでシンセのベルを使ったが、これがなかなか難しい作業だった。音場全体に微かに響かせたいが、ストリングスに埋もれていた。試行錯誤を繰り返し超低域のカットでイイ感じになってきた。人間の耳は20hz以下は聞こえないと云われるが、聞こえる部分への影響はあると思い、ある程度は残しているのだが、この部分を再生するには莫大なエネルギーが必要だとか。☆しかし自然界には超低域も超高域の音をつくる空気の振動はあるようだと岩手カントリーライフから感じている。デジタルでの作業はそれをカットするのは簡単なのだが。午後になって目に陽射しの眩しさでパソコンの画面が見えなくなったので工房に戻り、スピーカで音源を確認。


 6(日)
屋根に積もっていた雪はとけたが、家の周囲の土の上は陽が当たっていても殆ど白い。タマネギの細い葉が頑張っている。★音源編集を『適切な音量』で行えるようにHPの『最近よく聴く楽曲』をクリックして二ール・ヤングのアンプラグドの音源を聴くのだが、時々CMが流れるので、波形音源として取り込んだコニー・フランシスの♪フランキー♪を選ぶことがある。中学時代に聞いた楽曲なので、当時へタイムスリップする危険もあるが、ニュートラルな状態を把握できる。コタツに移動しての作業だとヘッドフォンだけのチェックなので程良い音量で再生される音楽が作業に反映するから。☆時折の短い便りの交換が自分の在り様の修正につながるように。ありがたいことだ。
★最近買い替えた電子レンジはターンテーブルがない。いろいろな機能があって設定が面倒くさいので、一番簡単な600Wで何分という指示だけにしている。主にカフェオーレ用の牛乳を温めるのに使っている。☆カフェオーレを味わいながら昨日の編集の結果に集中。



 9(水)
今朝は非常に寒かった。-6℃と予想されていたので毛布を一枚増やして寝たのだが、それでも厳しい寒さだった。朝になって明るい陽射しがさし、かじかんだ身体が微笑む。まっことお日さんはありがたい。★今日の画像はカフェほうほう時代からHPのトップの背景に使っている二女が描いたもので、オラの名刺にも使っていた。★毎年の今頃は古いブログを整理している。今年は12年と13年の日記を削除しました。これで20%程度の使用量を回復できた。日記に載せた画像を一つづつ削除しながら、何処でどのようにオラの目に届いてきたのかを思い出し、当時の感動を新たにしている。☆ブログの開始は2005年、当時やっていた『カフェほうほう』のPRのつもりで始めたが、どのように展開したらいいのか全く判らず、毎日タイピングの練習に精をだしていた。当時出逢ったKumoKazeさん夫妻からの優しいアドバイスによりカントリーライフで出逢えた素敵な感動を綴り始めた。HP編集では半年分のブログを誤って削除し、この時もKumoKazeさんから指示を受け、削除してしまったファイルを復活できた。そのような想い出を味わいながら、今後のHP展開の余地を確保できほっとしている。


12(土)
家の中で転び検査入院していた、ご近所の先輩から無事に帰って来たよと電話をいただいた。無事なご様子を見て安心していると、孫娘が来た。母親の都合で夕方まで預かることになっている。美味しいうどんを保温容器に入れて持ってきて、今食べている。宿題は昨日のうちに済ませたとか。だとすると例の『暇だ 暇だ』が始まるのだ。さてさてどの様に過ごすかなあ。☆オラの今日やるべきことはプリントの印刷だ、プリンタのゴキゲンをみながらだから時間がかかる。孫娘のリュックの中にアニメのDVDがあるようなので、まずそれを見させて、その間にプリントの編集と印刷をやっつけよう。☆何回か『暇だよ』と訴えに来たが、チョイと待てと云い聞かせる。じゃあ、あとでお散歩行こうよと云う。昼の御飯はミーがつくってある『元気がでてやさしくなれるお弁当』、これを持って行こう。幸いに明るい陽射しで大分気温も上がっているようだ。遊具のある公園で遊んでからお昼にしよう。印刷も成功したので出かけるとするか。☆2時間半外にいた。家でお弁当を電子レンジで温め、コミセンのロビーで食べてから遊具へ移動、ブランコから飛ぶから見てろと何回も飛ぶ。あそこから走ってくるからタイムを計れだとか注文がうるさい。程良い頃に買い物に連れて行くと、帰りにもう一度ブランコしたいと云うが今日はおしまいにする。結構疲れた。まだ母親に引き渡す時間までたっぷり。


14(月)
今日は貴重な晴れ間、小春日和だ。遅く播いたので今日まで畑で頑張っていた大根を収穫した。余り遅くまで畑に置くとスが入るらしい。☆種子を一粒づつ播いていてコケちまい、残りの種子を全部ばら撒いてしまった大根は上出来だった。いつもの年の3倍以上だぜよ。コケてうまい具合に散らばったんだろう。太めは土に穴を掘り活け、大好きな葉っぱは茹でて冷凍保存しようと、お寺から大きな鍋を借りた。間引いていた大根は浅漬けやみそ汁の具に。これで畑に見えるのは大きなネギとタマネギの細い葉っぱだけになった。ニンニクは殆ど土の中。アスパラガス、ニラの地上部は枯れ春を待つ状態。


16(水)
昨日から曇り空で今日は雨模様。最近じょにこが夢に登場する。くんくんと『匂いの研究』の合間に道端の愛らしい花やわんこ好きの方々へと案内してくれた。外国に里帰りする間、そこのわんこを預かる時に事情を話して了解を得たが、そのわんこが散歩の時に『逢えてうれしいよ』と飛びついてくる元気な黒わんことは伝わっていなかったようで『しばらく預かるわんこって、この子だったの?』とビックリしていた。ひとりなってしまって憔悴していた黒わんこは、じょにこと居られるのが嬉しそうだった。オレ達が『カフェほうほう』に出ている間、留守番しているふたりの朝夕の散歩では、預かっている黒わんこに棒っきれを投げ回収させるので腕が痛くなったもんだ。いよいよ帰国した家族のもとに届けた時の、黒わんこの歓びようは忘れられない。そして数年後じょにこが死んだ時はいち早くオラの足の匂いを嗅いで『じょにさん死んだんだね』と傍らに悲しそうにうずくまって弔意を表してくれた。その黒わんこは今、北海道で元気にしている。夢のなかのじょにこは別のわんこの面倒をみて忙しそうだったが甘えん坊しにきてくれた。オイラうれしかった。


17(木)
かぼそい玉ねぎの葉と二つ三つ芽ぶいたニンニク。長く雪に閉ざされる季節を前に冷たい風とはなしをしている。★ラジオから流れる英語の楽曲に合わせて数フレーズを歌うことはあったが、フルコーラス歌ったのはニール・セダカの♪恋の日記♪だった。月刊の学習雑誌の付録にこの曲の楽譜があったから。始めは歌詞だけを見ながら歌っていたが、その内音符も気になり読むようになった。中学2年生だったかな。1年後ギターを抱えて一つひとつの音をひろっていた。独学の音楽の始まりだった。それまでは音楽の授業で歌うときも、器楽演奏するときも楽譜なんぞ意識しなかったのだが。音楽を書き表す楽譜に興味をもちはじめたその頃、♪恋の日記♪によく似たコニー・フランシスの♪フランキー♪を聞いて作者はニール・セダカに違いないと推測しながら彼女の声に魅せられた。どんな容姿をしているにかも思い浮かべず、多分女子の声が意識にのぼった最初の声だった。低音ギターに続き男声のユニゾンとコニーの語りが始まり、2小節アーと歌う声、ドキドキしたもんだった。次々にヒット曲をリリースしていた彼女だが、ドキドキしたのは♪フランキー♪だけだった。そして歌詞ではなくアーと歌うだけの声に何か感じていた。その後好きになった女声は♪ワンボーイ♪のジョニー・ソマーズと♪モア♪を歌うドリス・デイかな。中学生がドリス・デイの声にシビレルなんて今思えは笑っちゃうなあ。


18(金)
「それぇサンタさんからのプレゼントでしょ?」と息子に問いかける幼い男の子。この季節になると毎年思い出す光景だ。品川水族館で有名になった公園だが地域の子供らは『海公園』と呼んでいた。オラの中学校の裏にある。小学5年生だった息子はスケートボードに夢中でよく『海公園』の石のプレートが敷かれた広場で練習していた。時にはじょにこにスケボーを引かせて遊んでいる少年で、やっとジャンプできるようになっていた。その年のクリスマスの朝のことだった。その幼い子が抱えているのは息子が励んでいたスケボーと同じもの。そのクリスマスの朝目覚め枕元に置いてあったスケボーを抱きしめてお父さんと公園に来たばからだったようだ。息子が何と応えるのかオラはドキドキ、じょにこも傍で嬉しそうに見ていた。乗っている使い込んだスケボーを見つめる男の子に間髪をいれず「そうだよサンタさんに貰ったんだよ」と応える息子が急に大きなオニーサンに見えて泣きそうになっちまった。オニーサンのスケボーのパフォーマンスを見つめる幼い子の輝く様子をあとに、じょにことオラは噴水の裏の方へ歩く。こころあたたまるクリスマスの想い出のひとつだ。


20(日)
京都を走る高校生の駅伝、殆ど映像には登場しながったが岩手代表の女子チームが頑張ったようだ。嬉しくなって外に出ると冷たい空気にピリッと縮こまる身体。陽射しの恩恵が届くのに時間がかかるので直ぐ家に入りたくなるが、畑の長ネギやタマネギ、ニンニクが目にとまる。この寒さも暖かい陽射しも、しっかりと受け取って美味しく成長する彼らにエールをおくる食いしん坊。黒ニンニクをくれる友人のニンニクの出来はどうかな?オラには充分な寒さと感じるが、これから更に厳しくなる寒さが様々な実りに反映するだよ。オラもかくありたいと思いながら、紅と白の色がこころに浮かぶ。★ナントもその愛らしい色に感動した5月に咲く林檎の花。美味しい東和町の林檎を味わう度に、花咲く頃を思い浮かべる。移住直後の春、知り合いの林檎畑で逢えた白い花びらの外側の紅色が変わる様は言葉で表現できぬ程にこころが動いた。幼い頃に林檎を食べる度に胃のあたりに奇妙な違和感があり、あの違和感はなんであったのだろう、と考えながら花の美しさに出逢えた幸運を味わう。


21(月)
義母の仲良しが亡くなったという知らせに驚きと悲しみが広がる。きちんと背筋を伸ばして歩く姿を拝見できなくなった。うちの子供らが小さい頃、寺でだされる供養の料理は彼女を中心につくられていて、その心のこもった味をいただくことは『供養の在り方』いや『おもてなし』の根本さえ考える機会になっていたと、しみじみと思いかえしている。カフェほうほうでのオイラの仕事にも反映していた。人様と如何に向き合うかという教えを幼い頃に味わった子供らもオラと同じようにありがたく思い出すだろう。父母兄のお仏壇へ香と珈琲を供え、感謝を捧ぐ。夜ミーとともにご自宅にお参りに。初めてお会いしたご家族なのに、親しく話をしてくれ、これも故人のお人柄の反映と感じた。


23(水)
昨日からトム&ジェリースのスタジオ録音音源♪別れのサンバ♪を聴いている。自由国民社の月刊音楽誌『新譜ジャーナル』の『ギター実践教室〜ワンポイント・ギター』で課題曲として取り上げていた楽曲で、オラはクラシックギターにサバレスという3Gが巻絃のフラメンコ絃を張って演奏していた。☆ライブハウスでのトムジェリの演奏で使うギターマイクはじめ楽器、ギター絃はサポータのお一人で楽器メーカの方にいろいろ相談にのってもらっていた。ヴォーカルマイクはシュアーを使っていたがギターマイクは試行錯誤の結果AKGを使い、強いタッチで弾いていた。☆プロの方がミックス、マスタリングした音源をカセットテープにダビングしたものでオラのところにやってきた時は片チャンネルが擦り切れ状態だった。長年再生するとこんなに擦り切れるのかと感謝しながら驚いた。編集ソフトで波形音源にし素人の編集を加えたが、以前紹介したように手をかけ過ぎて飽和状態になり、今度は不必要な音を削る作業をするはめになった。随分長い時間を経てどうやら聴けるものになった。そうなると欲が出て、オラの心に今も響いている『生のトムジェリの音』の再現を目指しているのです。


24(金)
音源編集の手を止めて、ふと外を見ると夕焼け空。4時を過ぎると暗くなってしまうので、この時間の夕焼けに明るい空は珍しい。昨日が冬至だったので、これから少しづつ日が長くなる、日が長くなったと実感するのは少し先だが嬉しい気持ちで夕焼けをカメラにおさめる。赤い西の空は一瞬で夕闇に変わってゆく。家に入ると『雪が積もってないクリスマス・イブは12年振りだ』とニュースが伝えている。すると先程見た夕陽の美しさが一段とこころに輝く、と思っているとナント明日は雨か雪が降る予報だと。☆さっきの夕焼けをパソコンで見てみると実に奇麗。これは記録しておこう。こんな美しい夕焼け空は何年振りだ。


25(金)
雪のないクリスマス・イヴが明けた。朝のうち雪ではなく雨が降っていた。昼過ぎに地域の小学一年生の一団が、いつものように黄色い声をあげ通り過ぎてゆく。今日で二学期が終わり冬休みになるので暫く彼らの声が聞こえぬのがサミシーイ。そういえば数日前、一団のなかの男の子が、うちの前の水路を飛び越せると無謀にも信じ、トライしたが残念ながら向こう岸へは届かず、着地したのは、深さ数pの水路の中だったんだと。浅い水深だが勢い余って 転んで全身ずぶ濡れの男の子。それを見た女の子が、濡れたものをすべて脱がし自分のジャンパーを着せて、家に急がせたとか。矢張り女の子は強いなあ。彼女の機転で風邪も引かなかったらしい。あの水路は飛んでみたくなる微妙な幅で、何年かに一度誰か試みるが殆ど失敗してるようだ。オラも一度見たことがあるんだよ。こちらに移住したばかりの頃、散歩を終え上機嫌のじょにこがリードを付けたまま助走もせずに近道をしようとして失敗。水の中に立ち、恥ずかしそうにしていたのを思い出す。何故か飛びたくなる水路なんだなあ!これが。ケータイのカメラで水路を撮りに行ったらひえ〜寒かったよ。濡れただけで怪我もしなかった男の子の運の強さと、ジャンパーを着せた女の子に乾杯だぁと叫びながら急いで家に入る。


午後には雪になる!という予報が出ているので昼前に買い物に、鼻の奥に冷たさをキーンと感じながら、じっと見る山羊に挨拶。田んぼに溜まった水が凍っている、寒いはずだ。☆スーパーで「急に寒くなったねえ」と馴染みのオネーサンに云うと、いつも標準語で話すオネーサンが、通常と異なるトーンで「寒いなっす」と応えた。オラ―ビックリして思わず彼女の顔を確かめた。いつもの美人のオネーサンの笑顔だった。寒い風に吹かれて帰る道すがらナンダカ温もりを感じていた。★長引く♪別れのサンバ♪の編集をブレイクして『日本民謡 in New Country』の秋田県民謡のドンパン節を聴いている。好きな女子を山に誘う方言。ヒョーズンゴでは表現しきれない微妙なフレーズだと思う。

♪あね 山さ行くか 行かねかや
 今わらびこ 盛りだ
 酒屋のホントの いいところ
 ひと瓢(ふくべ)こ しょいかけて


ネットでドンパン節の歌詞を検索したらしょいかけてらしい。オラはしょっかけてと歌っている。レコーディング当時の資料を意味も判らずに、そのまま歌ったが。岩手暮らしで少しだけ判るようになったと思っている。『・・・っこ』というのも何となく判る。全く判らなかったひとふくべこひとつのヒョウタンらしいと最近判ったつもりになっている。酒屋のほんとの いいところ酒屋の一番美味しい酒だろう、と勝手に解釈している。どなたか判る方、教えてください。しょいかけてが全く判りません。


28(月)
孫娘が冬休みの宿題を持って、やって来た。宿題をアッという間にやっつけゲームを1時間すると云う。ゲームは一日に一時間と決められているので一時間経ったら教えてと云いゲームに熱中する。その間、オラは音源編集をしながらタバコを吸うかと工房に移動、窓を開けようするが、窓は凍りついてびくともしない。仕方ない、編集に集中。一時間経ったぜ、と声をかけると素直にゲームを片付け、お散歩行きたいな、買い物はないの?と問いかける。今日はないと応えるとつまらなそうだ。じゃあ何か考えようか、と彼女の大好きなブランコについて一緒に考えることにした。ブランコは何故揺れるか?揺れると風を感じるのは何故か?と問いかけ、彼女は考えと応える。プリントに失敗し反故になった紙に図を書きながら、重心の移動でブランコが揺れて君は風を感じるんだねえと説明する。アッという間に一時間が過ぎ、工房の窓の氷も解け、やっとタバコタイム。☆一昨夜、強風とともにやってきた雪は一晩で田園を覆い、今日も白い世界は氷点下、寒い空気が流れ込む。明日も孫娘は来るので寒さを感じながらタバコかい。


皆さま 良い年を お迎えください

2015年12月31日