2011年10 ほうほう日記

 1(土)
数年前に頂いたプランターのクレソン。涼しくなって草丈が伸びて元気そう。一段と秋が深まって、起き抜けの朝の空気がピリッと身体にしみてくる。裏の林で鳴く鳥の声も夏の声音と異なるように聞こえるし、枝葉のこすれる音も乾いているようだ。幾箇所紅葉しているようだ。★午前中の暖かい陽射しに誘われ大根の畝の草取りをしていると青虫を発見、美味いものを知っているんだなあ。切り取ったニラの根元に、感謝を込めて肥料をまき土寄せをする。大根の込み合って生えている処を間引く。10cm位伸び太さ数ミリの根をかじってみるとピリ辛、マサシク大根だ。食いしん坊は昨年の暮れに頂いた大根のように太ったものを早くも想像している。★音楽工房にある二つの窓は起きると開け放つのだが、今日の風は可也冷たくクシャミ連発を機に西側を閉める。急な気温の低下で夏の猛暑の疲れがドッと表れる季節なのかもしれない。

 2(日)
寒い朝、天気予想の最低気温は7℃って云ってたが、確かに寒い。大根とニラに加えてナス、ピーマンにも土寄せしておいてよかった。少しは寒さを和らげられたかな?と畑を見るが、ナンダカ寒さに縮こまっているように見えてしまう。縮こまっているのは俺なのだろうが。朝のTV番組で収穫後のカボチャの貯蔵温度によって糖度が増すと聞き、置いてあるベランダの日向と夜の寒さに頷く。★陽だまりの暖かさを車の中で感じながら、編集中の音源をCDプレーヤーで聴いていると、大根の葉にモンシロチョウが移動を続けている。卵を産んでいるのだろうか?ネットのアドバイスにもチョウの幼虫に食われぬよう!注意があった。昨日、小さな青虫を見つけ二匹つぶしたが可愛そうに感じてしまったが、葉を食い尽くしている様を見ると、俺達にも残してくれよと念じてしまう。モンシロチョウがチョンチョン移動している大根にアキアカネが移動していた。あれは何をしているのだろうか?食物連鎖の一コマか?★産直前のガードレールに『おつかれさま 復興支援 事故ゼロで 今日も一日 どんと晴れ 花巻市』という横断幕が張られているのに気付きカメラを向ける、手前は花壇がサツマイモ畑に変身している。

 3(月)
群がって咲く花、ご近所散策で見かけたが、萩かな?今年は、まだ暑い頃に山間の萩を見たので、こんな時期に咲くかな?と思ってしまうのだが。★4,50年前の楽曲が気になって改めて聴いたり歌ったりしている。Rusty Youngのスティールギターが届いてきたのはステージデビュー直後だったろうか?Pocoだ。バーニー・レドンが居た頃のイーグルスが好きな人は多分好んで聴いていただろう。曲想の変化を表す音楽用語 “ポコアポコ”( poco a poco=少しづつ)を思い出す人もいるだろう。いいバンドだった。何故だか時代を経て届く楽曲、音楽を職業にしてからは“音楽”が届いてくる環境でなかったのだが。★陽射しが殆どなく、時折雨が上がった午後に“土寄せ”が出来た。初めて作った畝も日が経つにつれ、土が流れ固くなっている。履いた長靴は防寒にもなり、草取りしながら移植シャベルで土をほぐして根元を覆ってやる。最近、夜眠る時の毛布をマタマタ増やした寒さ、野菜達もシンドイはずだ。草取りする草も初めて見る新顔だったり。寒さの中でも大根は葉の数を増やしているので、間引いていると、抜いているだけで大根の香りが広がる。


 4(火)
ご近所散策で柿や栗の時期だと知り、山間のお気に入りポイントの秋の風情を感じたくなり車で出かけた。期待した山栗が実を落とし、弾けたイガが口を開け道路に落ちていた。もしかして中身の入っている栗を見つけられるかもと長靴、手袋も用意していたのだが、残念!虫が食事中の栗が数個あっただけ。東和町内なのだが余り人は来ないので、時折タヌキやキツネに会えるのだが、今日は会えなかった。名前の知らない草の花がヒッソリト咲いていて、仄かな香りが静かな山間に満ちていた。★冷房風邪が中々抜けないので、風邪薬を買いに出かけると、眩しくて日が低くなっているのを実感。家の日没も随分早くなったなあと思っていたが、南に傾いた太陽のぬくもりの有難さも感じる。★大根の畝にモグラが出現しているようだ。アチコチに穴が開いている。さてさて如何したら良かろうか?!

 5(水)
最近数百mのところの東北自動車道『釜石線』の延長工事の杭を打ち込む重機の音が風に乗って届いてくるが、都会の騒音に比べれば静かなものだが、昨日出かけた山間は、風で栗のイガが落ちる音が聞こえる静けさだった。ゴムの長靴を持参したので藪の中も歩き、普段会えない植物観察ができた。これは木の実で、まだ葉の色と同じだが食べ頃になると綺麗な色になるだろう。ムカゴに似た実のようなコブのようなものも発見!一つ口にしてみたが山芋のムカゴそのものの食感だった。★モグラがもたらす被害をネットで調べてみた。作物を食うのではないようだが、ミミズを食うらしい。土にミミズが住むのは植物には良い環境なので、ミミズを食われるのは困るなあ。さてさてドナイシヨーか?土の中にトンネルを掘られるのも植物には困るようだ。九州だったかな、三十歳の中頃ツアー中の休みに野球をしていたらモグラを見つけたことがある。“舟くだり”の出発点がある処で、数日前の大雨で水没した河川敷で死んでいたのを外野を守りながら発見。長閑な空気とモグラのガッシリとした前足と可愛い顔が印象に残っていて、ヘルメットを被って掘削ドリルを操るキャラクターを見かけると、その時のモグラを思い出してしまい、余り被害が無ければ敵対したくない気持ちになるのだが。

 6(木)
昨夜眠る頃、激しい雨音が続いていたが、今朝には止んでいた。ピーマン、トマトの丈が一段低くなったように見える。葉の数も少しづつ減っているのか?と近づいて見ても、落葉していない。★紅葉し始めた。この辺りの昔からある樹木に先駆けて東和温泉周辺に新しく植えられた木々の紅葉が目立つ。★このパソコンの後ろにある窓の外に二匹のクモが巣を張っているが、この二人は殆ど動かない。何時だか家の中に入り込んだカマキリを外に逃がした際に引っかかりそうなった巣だが、豊富な餌に恵まれているとは思えない。夏の暑い盛りからジッと位置を変えずにいるので『大丈夫か?』と息を吹きかけて安否を問うと面倒臭そうにノソノソと動き、生存をアピールしてくれる。モグラは食欲旺盛で欠食すると生命にかかわるそうだ。食いしん坊仲間だと知ると、尚更気になってしまう。降り続いた雨でトンネルの被害はなかったか?★午後になって、黒い雲が薄れたので外に出てみる。ヤッパリ大分降ったんだ!、ぬかるんでいる。移植シャベルを片手に土寄せした部分が流れていないかをチェックしていると、ご近所のオバチャンがお出ましになって「やっと上がったね。“ヤマグリ”っていうのを食べたことある?」と仰る。新聞紙を箱型に折ってあり、中に茹でたカワイイ栗が入っている。こうやって剥くんだと起用にお手本を示してくれながら昔は何処の山でも取れたんだが、最近は少なくなった、美味しいよと仰る。まず仏壇に供え、頂戴するのが楽しみだ。又雨になった。


 7(金)
今朝も裏の林を吹き渡る風の音が寒そうに聞こえる。昨日の深夜も雨が降っていたようで土がぬかるみ、空は黒い雲が広がっている。この近辺では稲の刈り取りが残っていて空模様と相談なのだろう。午後になって風邪の回復が遅れているので、今日は欠席と言う通知が入る。急な気温の変化で体調が崩れやすい時期なのだ。★『みんなで歌おう』では収穫したカボチャのタルトを皆でご馳走になる。そのお茶の時間に旬の野菜や果物を110%の砂糖で漬けてつくる“酵素ドリンク”が話題になり盛り上がった。材料は旬のもので、水道水なら汲み置きで洗い、重量の110%上白糖をふりかけ、1,2週間、毎日手でかき混ぜて出来、水で薄めて飲むと伺った。数年実践している方は、抵抗力が増したと仰るから、風邪の季節にはモッテコイの飲み物のようだ。

 8(土)
収穫した稲をお陽さまに干している。毎年見かけるが心が嬉しくなる光景だ。この干し方、地域によって微妙に異なるそうで、“南部(なんぶ)”地域の慣習では、この様なんだって。★当時ALTとしてアイダホから来日していたLちゃんに「よく『〜なんだって』と云うけど、どういう意味ですか?」と質問されたのを思い出す。人様から教えてもらった事柄を言い表すときの慣用句で、“they say...”とか“I heard...”って感じだよと応えたら、彼女も『〜だって』をヤタラ使っていた時期があった。☆今読んでいる本の作者の経歴が、Lちゃんが話してくれた帰国後の難民の生活環境を整える手助けの仕事や、自然から物事を学び取る姿勢を思い起こしている。ついこの間、彼女のアメリカ土産『 Huckleberry Jam 』をヨーグルトにいれて食べたことも影響しているだろう。♪Moon River♪の中の“ huckleberry friend ”の感じ方を話した時、アイダホでhuckleberryを摘んだ想い出を話してくれたのを思い出して、土産にしてくれたんだなぁ。丁度今頃の初秋に「俺はきのこが取れるこの時期が好きだよ」と話すと「わたしは林檎を収穫してジュースをつくる、この時期が大好き」と例の特上の笑顔を見せてくれた。★畑をやっている方からモグラの被害は左程ではないらしい、と便りを頂戴。このところ雨が続いていて『モグラも大変だろうに』と思っていたので、ホッとしている。

 9(日)
今日は久しぶりに陽の光が眩しい。林檎の実が大きく色づいて光っている。昨日の夕ご飯に、収穫後ずっと日向に置いたあったカボチャを食べて、その甘みにビックリした。一ヶ月前に食べたものは、水っぽくて殆ど甘みを感じなかったがエライ違いだ。昼夜の気温差のある所で保存すると美味しくなるっていうのも驚きだ。★お隣さんの畑のサツマイモ、親子で収穫していた。掘り返された土が誇らしげに見える。土の力は凄い!来年は何を植えようか?!と“畑しごと一年生”の夢が膨らむ。★セミが鳴いていた頃は秋の虫達も賑やかに鳴いていたが、最近は時折カエルが鳴くだけで、過ぎ去った季節を懐かしく思ってしまう。昼過ぎから、暖かい陽射しに誘われてか、裏の林で鳥が鳴いている。幼い声だ。工房と林の間にあるイチョウの葉も近々黄色く色づくだろう。★保護された猛禽達が描かれる小説を読んでいるからか、久しぶりにMichael FranksのAntonio’s Songを歌う。


10(月)
このチョッと怪物のようなもの、皆さんは判るだろうか?去年の今頃、ご近所散策で見つけて『ナンじゃこりゃー?!』と首をひねった。赤茶色で全体がコブのような奇怪なもの。一見して触るのが怖いようなものに見えた木の実なのだ。その木を覚えておいて歩く度に、その後の様子をチェックしていたら、春一番に花を咲かせた。ナント木蓮でした。綺麗な赤紫の花が枯れると緑色のゴツゴツしたものになって、その後現在のように変化している。だから、この怪物のようなものの中に木蓮の種が有るのだ。もう少しすると皮が弾けて中の種が見えるようになる。当時ナンダカ判らないので、食いしん坊は口に入れて味を確かめた。ゼリー状のものに包まれた種、干し柿のような甘味を覚えている。口がひん曲がる程の苦〜い味を想像していたが、さにあらず優しい甘さだった。まだ寒い時期に凛として咲く花の種だったとは・・・。ちょっと遅い朝食は、珈琲とトースト、カボチャの焼き物、ゆで卵で軽く済ませた。Lちゃんのアイダホ土産のワイルド・ハックルベリージャムをトーストしたパンにのせて味わった。

11(火)
講座の始まる前にTV岩手の前の新しくできた公園をのぞくと葉を落としている木を見つけた。葉の色も黄色に紅葉して、秋も本格的か?と思ったのだが、新たに造営したろうから、この木も今年植えたばかりで、そのせいで葉も色づき、落としているのかも知れない。中津川は水量も少なく長閑に流れていて、暖かい陽射しにトロ〜ンとして見えた。既に鮭も遡上しているようで『今年も頑張って上ってきてエライなぁ』と声をかけたくなる。広い海を泳いでいるだけでもタイシタモンダと思うのに、塩分の無い川をさかのぼり、水量の少ない処で産卵するなんぞ誰でもできることじゃあるめえと思い、毎年大した奴らだと涙さえ浮かんでくると同時に、急に鮭の茶漬けがムショウニ食いたくなる俺。大いなる矛盾を含んだ心の有り様に、ドキッとしてしまう。鮭茶漬けにして喰いたいと思ってしまう講師の心情を、講座では近親調への一時的な転調を伴う楽曲を選んで、『音楽の奥行きを感じますね』などと歌っていた。スリカエが巧い、C調さだ。夜の講座も、その反映は続いていたようだ。

12(水)
これもご近所で見つけた香っていたクリーム色の花が赤い実を結んでいる。目で見つける範囲が狭いので嗅覚が手助けして存在に気付く、香る花達。盛岡の大山蓮華も花の香りを風が運んでくれ、クンクンしながら辺りを見渡して出遭えた花で、毎年逢いに行く。好きな香りに出遭えるのは視野の狭い者には中々嬉しいものなのだ。キンモクセイの香りも近い内に逢えるかな?聞くところによると、雄雌両株あればキンモクセイも実がなるらしい。★涼しくなりナス、ピーマン、トマトの収穫も、そろそろ終わるのだろうが、随分と長期間頑張っている。ムラサキツルナもゆっくり伸びている。大根の葉が生き生きと広がって美味しい青みとして重宝、今後が楽しみだ。葉を食べたいので混み合って茂っているが、大根が育つように株間を少し広く保って、元気に育てたい。今のところモグラの被害は無いようだと思う。


13(木)
静かな朝。夏の間の賑やかな音が静けさの中に埋もれてしまった。日が昇り気温が上がると控えめに鳴く鳥の声が聞こえてくる。空にトンビの声が円を描いている。刈り取られた田んぼが陽の光に暖められ、ヌクモリが空に登っているのだろう。★昨日は草笛の音を聞いた。葉の種類で微妙に音色が異なるそうで、唇の形に合うようにハサミで調整して吹かれていた。興味深く感じた。★偶然、お庭の世話をする『みどりのゆび』のリュックさんご夫妻に会え、温室でレモン・バーベナのお茶をご馳走になる。彼ら独特のライフスタイルにふれ心地よい時間だった。★パソコンの後ろの窓ガラスの汚れが気になってきた。秋の澄んだ空気を感じられるように綺麗に磨いてみた。一間×一間の二重窓、まず内側を綺麗に、外側は長靴を履いて外にまわらないと拭けない。窓の外のクモは、二匹だと思ってたが三匹居た。クモの巣を壊さぬように潜り抜けて、思いっきり背伸びしてギリギリ状態で拭く。結構頑丈なクモの巣に触ると巣の主がゴソゴソと動く。大分驚いたのだろうなあ、体力を消耗させてしまったが許しておくれ。さっぱりしたガラス窓越に色づき始めた木々の葉がスッキリと見える。

14(金)
陽射しがあり風もないので外に居る方が暖かい。天気予報が云う晴れのち雨、この分では何時に雨が降るのか?午前中でも充分暖かく、ナスやピーマンも小さな実がピカピカ輝いて綺麗だ。★家の周りの何箇所かのクモの巣にトンボの羽根だけが残っている。クモは同じ模様で、大きさも同じようで、同じ様にじっとしているが。暑い頃に比べると畑の草も小さいまま、大きくなれないで花を付け実を結ぶものが殆ど。★昼前に混み合う処の大根を二つ抜いた。まだ1cm未満、葉がドンドン大きく広がっている。本当に大根が出来るのだろうか?葉っぱが食べられて嬉しいが、白く太い大根ができれば更に嬉しい。段々寒くなるが、成長できるのかな?★支柱の先にトンボが止まっている。最近の赤いトンボ、見上げた感じでは初期に見かけたトンボより一回り小さい。今年は沢山のトンボに逢えているが、川辺に居た黒いトンボ=オハグロトンボは、もう見かけなくなった。パソコンで拡大の画像を見ると羽根の先の模様が初期の赤トンボと異なるようだ。★夜になって予報通り雨になった。久しぶりに暖かい夜だ。

15(土)
昨夜の暖かさのまま雨模様の朝になったようだ。夜中に窓の隙間に虫の羽音が聞こえ、掃除の時に、又、虫が迷い込んだようだったので、カーテンを開け、そっと見るとガガンボが窓枠につかまっている。角度悪く外に出ると三つのクモの巣があるので、その隙間を狙い外に出す。成功!引っかからず脱出できた。★近くの東北道インター横の道の駅駐車場で、今日、明日と『東和町産業まつり』、現在準備に忙しい頃だろう。この『産業まつり』は我等が移住する前から続いている秋の行事で東和町はもとより近隣からの出店で賑わう。10時に花火の音で始まるが雨は殆ど上がったようなので歩いてみるか。★ドンドドン〜と花火の音を合図に『産業まつり』が始まった。もう既に近くの駐車場は満車のようだ。スピーカから民謡の音や進行係の声が高らかに聞こえ、稲の刈り取りを終えた田園風景に広がっている。去年まで『カフェほうほう』も参加していたが、米の収穫を終え一年の農作業のめどもつきホッとする心が集まる秋の賑わいなのだ。昼頃から近所の子供らのウキウキした声が明るく聞こえる。★東和町とは長年交流のある沿岸の釜石、大船渡、三陸町・崎浜からも水産物の出店があるので、浜のものを買い互いに元気になって、交流が広がればと思う。


16(日)
ある一定の角度で腕を上げると痛みがはしる状態を四十肩とか五十肩というらしいが、今年の夏からこの痛みが続いている。ギターを抱える時もチョットした角度でズキンと痛い。ボディーの大きいL55は肘の位置が上がり痛い。痛いけれど響きがよいので我慢しながら弾いている。★インターネットで調べると、元々は五十肩と云われ、肩の周囲の筋肉や腱が炎症を起こし痛むようで原因は解らないとも、老化現象とも。四十肩は同じ症状の若年化の表れとか。★俺の場合肩の痛みを伴う違和感の経験は二十歳台から。現在のような鋭い痛みではなく重っ苦しい鈍痛で、忘れた頃何回かあったかな?。その時は鉄棒にぶら下がったり、ストレッチで肩を伸ばしたりして自然に治っていた。最近の痛みは特定の筋肉というか筋が、触っても痛くて、横に寝る角度でも痛い。★肩を回したり、痛む箇所をマッサージしたりで様子をみているが、とりあえず、見栄をはってコヤツヲ“四十肩”と呼んでおこう。

17(月)
『カフェほうほう』から移ってきたミニバラに肥料をまき土寄せしながら、今年の春に3鉢とも路地に下ろしていたが、周囲には元気な背の高い植物に囲まれて肩身の狭い環境だった。それら丈のあるもの達は枯れてしまい春先の様に周囲を見渡せるなあ、と昨日はなしかけた。クリーム色の花をつけるミニバラだが、この今朝咲いた花は特に色が濃くオレンジが濃い。風通しの良さに微笑んでいるようだが、果たして・・・。★深夜、裏の林に棲むらしい複数の小動物が家の近くで、緊張する唸り声を挙げて、何やら主張し合っていた。夜中に動く野生の生き物に近所の犬が怯えた声をあげることはあるが、聞いたことの無い唸り声が複数。工房と林の間にはアシが茂る空間があるのだが、その辺りで互いの存在を強く主張する不気味な唸り声が暫く続いているのか。地上に居る二種の獣、少し高い処に居たのは鳥だろうか?普段聞けない凄みのある音をかけ睨み合っていたようだが、互いの主張を認め合ったのか、その後は静かな沈黙になり、俺達の知り得ないない主張を音で聴き興奮したが、いつしか眠ってしまった。今朝になって、この色濃く咲くミニバラの花が、昨夜聞いた出来事を俺に語っているように感じた。いや、もしかしたら『目撃』したのかも知れない。

18(火)
今朝は冷えている。又もや夜中に獣が唸っていた。ご近所の幼いワンコがシッカリ吠えて会話をしていたようで、みえこは懐中電灯を片手に姿を見ようと試みたが外に出た時には静かになっていたそうだ。美味しいものが食べられる季節なのだろうが、こんなに頻繁に出てくるとは食糧事情に問題があるのか?一生懸命吠えていたワンコは数ヶ月の月齢で、ご家族が帰ってきた時に甘えた声をだす程の幼いのに随分と頑張っているようだ。俺はまだ見てないがカモシカも近くに棲んでいるようで、裏の林の中を走っているそうだから、他の動物達も結構居るのだろう。最近ご馳走になった山栗など、ご近所の動物達に餌があることを祈る。★講座に出かける土沢駅でススキが花を咲かせて、陽の光を反射させて綺麗だった。何時の間にか草達も紅葉させる寒い季節になってしまった。


19(水)
夜中に出てきたのは誰だった?怖くなかったか?頑張ったなあ!無事でよかった!と話しかけると、地面にひっくり返って『おなか、なでなでしてよ』と甘えてくる。一月生まれだと聞いている、このところ急に大きくなったが、華奢な女の子で名前は“らん”ちゃん。初めて会った時も今日も嬉しくておしっこする(俺じゃないからね)位に誰とでも直ぐ仲好しするし外にいるので、顔を見るまでは、もしや獣に危害を加えられたのでは?と内心どきどきだったので近づいて元気でぴょんぴょん跳ねる様子に涙がでそうになった。家の方は、よくある事で気付かなかったようだが、家の直ぐうしろが林なのでタヌキかキツネかな?と仰っていた。写真を撮っていいかとケータイを向けると、又もやジャンプ、家の方が『らんちゃん、ポーズして!』と声をかけてもジャンプ、暫く雑談をしてシャッターチャンスを待ち、お座りポーズを収めた。真っ黒で目茶めちゃ可愛い。この子が健気に、俺達の番犬してくれた。アリガト!金メダルだよ、らんちゃん。★若い頃の俺の声が youtube で聞けるぞ、と便りが届いた。二十歳代、ソロのレコーディングで日本語版です。聞いてみて下さい。。
      ランブリング・ボーイ  

20(木)
冷える朝、このまま冬になるのか?こんな寒さを感じる今頃、毎年『今はもう冬だろうか?』と思うのだが、ネイティブ達は冬ではないと首をふる。昼近くになると陽射しが心地よく暖かいので『まだ冬ではないようだ』と目が細くなる。★アッタカイ陽射しに誘われ花壇側の大根の畝を見に行くと、矢張り地面にひびが幾つかできている。モグラが居ると地面にひび割れができるらしいが、モグラが動いているのか?大根を見るとシジミチョウが二人葉の上でくっついている。あったかくて気持ちいいのだろう。★例のらんちゃんの声がするので行ってみると、家の方も居てピョンピョンキャンキャンして近くへ来い!と云っている。今日もおしっこしながら歓迎してくれる。ナンダカじょにこのチッチャかった頃を思い出してしまい、今日も涙目に、歳をとると涙もろくて困る。★若い頃は涙もろくなかった。そんな若い頃の声をyoutubeで聞いて、収録の頃を思い出す、TVのコマソンをレコード化するので新たにヴォーカルを選ぶオーディションに参加するよう事務所から指示がでた。youtubeでは日本語版だが英語の歌詞とカラオケが届きトライした。結構大勢の仲間が集まっていて、併せ難い英語と皆口を揃えていた。運良く選ばれ、本番ヴォーカル収録語にスタジオでフィルムと合わせ、CMバージョンも録った記憶があるから、コマソンとしても流れたと思う。パイオニアのコンポーネントステレオで印象的な画像だった。

21(金)
『みんなで歌おう』を終えて車で帰宅すると、らんちゃんが呼んでいる。車のエンジン音の聞こえる距離に居るのだが、ここ数日続けて会いに行っている俺が帰ってきたって判るのかな?じょにこも家の車のエンジンは聞き分けていたが。ナントも嬉しい呼び声に誘われ、会に行った後で柿の実を発見。野鳥の為に残された幾つかの実が秋の空に光っている。東京の家にも柿の木があって、ご近所にお裾分けし、鳥の分を残していたが、この風習を見つけると心が温かくなる。もっとも東京の家の柿は渋柿で、焼酎をヘタに付け暫く密封してから食べていたが、鳥達は赤く熟す頃に食べていた。トマトが赤くなり始めた頃は鳥がつつきに来ていたが、最近は他に食料になる木の実や餌に恵まれているのかつつきに来なくなっている。ここ三日間の陽射しでナスやピーマンも実を大きくさせている。大根の葉もしっかりと茂らせているし大根も2cm以上に太く成長してる。ラベンダーとミニバラは明日からの雨の後に鉢に植え替えて室内に移動させようか。★ランブリング・ボーイのCF画像。『部屋の中でステレオからの音楽を楽しむアメリカの青年』、カメラを引いてゆき部屋全体、更に引くと家全体のショットになり、更にトレーラーの上のセットと判り、もっと引くとそこは大草原の真っ直ぐ伸びるハイウェイ。これをワン・ショットで撮っている。この年のCM特別賞を受賞している画像だった。


22(土)
雨が降っているが暖かい朝。雨に濡れているせいか草や樹木が色濃くみえ、イチョウの紅葉も少しづつ始まっている。★ひとりのカエルの声がゲッゲと一段と大きくなって、10時頃から本格的な降りになり、すっかり刈り取りの終わった田園は雨音に蔽われている。暫くして別のカエルの声が加わり始めた、夏のように大勢ではないがダブル・デュエットにそしてソロに戻り、クワルテットに。鳥達も合唱に加わり少しの間賑やかになったが、鳥の声が遠ざかると、雨音だけの静けさになった。窓の外の景色を見ているとトンボが飛んできてヤナギの枝に止まった。この四枚の羽根を持つトンボの飛行能力が驚くほど性能が高いそうだ。そんなに寒さを感じぬが雨に濡れて身体が凍えないのかい?

23(日)
今朝も暖かく、雨模様、辺りはすっかり草紅葉になっている。★今でもアナログの音源を楽しんでいる方々は、デジタルでは再現されない好ましい質を感じ取られているのだろう。昨日、東京の方からトムジェリ時代のレコート音源(日本民謡 in new country/東宝レコードTAMAレーベル)を今でも持っているかと問合せをいただいた。余り知る人の少ないトム&ジェリーズを現在聴いていただいているとは何と嬉しいことだが、残念ながら手元には既に無くなっているとお知らせした。レコード・プレイヤーも壊れて久しい現状。プロ・デビュー後はゆっくり音楽を鑑賞する時間を持てなくなり、自分の声を聴くのも照れくさく収録した音源も何時の間にか無くなっている。☆デジタル化で『CDの方が音がいい』と謂われたが、俺の耳ではアナログ音源のCD化では、いい音に聞こえるような音質補正が為されていたと感じているので、ご自分の感性で音楽を聴いている方にめぐり合えた歓びは非常に大きい。★日本では三月以降、市民がそれぞれ意識を行動で表現しようという動きが感じられる。ボランティアーの災害者への支援活動もその一つ。一人ひとりが想うところで行動に移す、素敵な社会参加活動だと思う。★曇っていた空が明るくなり裏の林の紅葉が一層進んでいるのが見える。このまま陽射しが続けば、暑い?日になるのだろうか?昨日、今日とウグイスが鳴いている。

24(月)
春先に買った菊の苗、大きくなって花が咲きそうになった。三月の大震災で落ち込んでいたところ、娘から雫石に花の苗を見に行こうと誘われた。そこには可愛い花の苗がイッパイあって心が和んだ。それらに刺激されて畑を始め、野菜達に元気をもらっている。花壇はみえこの担当だが肥料やりは俺が適当にやっていた。一時期肥料をやり過ぎて、この菊は背ばかりが伸びて茎が広がっていた。花の蕾が出来てから開きそうになるまで、待ち遠しかった。★午後は文化会館で保険推進委員の研修会で講演と歌、今帰ってきたところ。日が短くなって東和町に着く頃は真っ暗。文化会館を出る時、既にバスに乗っている北上、和賀の方達に手を振ると全員が応えて手を振ってくれた。久しぶりの光景。★ブログで書いた風邪気味を心配して大迫の方が『黒ニンニク』がいいからと、炊飯器に入れ、保温状態のまま10ヶ日間で出来上がると教えてくれた。ニンニクは大好きだし身体にも良いとなれば是非とも作りたいが、ご飯は圧力鍋で炊いているので炊飯器がない。リサイクルショップで安い炊飯器を探そうと意気込んでみたが、制作過程の匂いがドラキュラもビックリなんだそうだ。ああ心が揺れるなあ。作者は「美味しいよ」と仰るのだ。揺れる、ユレル。


25(火)
盛岡のお城の木々も紅葉を始め、葉を落としている。俺の目には綺麗な紅葉に見えるのだが「今年はイマイチ」と皆さんが言っている。★噂の黒ニンニクを届けていただき恐縮している。届けていただいた方はニンニクが苦手と聞いて、さぞかし大変な思いをされたのではないかと袋を開けてクンクンと鼻をきかせてみた。匂いは大丈夫。ドラキュラも殆ど気付かぬだろう。早速一つ味見をしてみた。ニンニクの嫌いな人でも食べられるお味で、ドライ・プルーンのような食感だ。一週間だか十日の制作日数が匂うらしい。作者が仰るには『ドラキュラもビックリ!!!』という匂いだそうで、好きな人には“香り”だそうだ。味見した限りでは後口にもニンニク臭は感じられず、美味しい。メールで問い合わせた制作中の“香り”は、まだシッカリ把握できてないが、ご近所に迷惑でなければ作ってみたい。

26(水)
菊の花の蕾が少しづつほころびかけている。寒さを感じて花を咲かせるって健気だと感心する。日増しに寒さに縮こまる身体なのに・・・。花が咲いたら一番にお仏壇に供えたい。幼い頃に母が「菊の花が好き」と云っていた。庭の花の世話を好んでしていた母の名はキクノ。自分の母は世界で唯一人のかけがえのない存在で名前があるとは知らなかった頃、普通に名前があると聞き、面食らった印象があった。この菊の苗を買った時、どの様な花色か判らなかったが、この花の色には白い花も合うなあ、と来年は白い花を咲かせるものを植えようと思っている。★頂戴した噂の黒ニンニク二玉。みえこも大いに気に入り「美味しい!作れたらイイね」「リサイクル・ショップで安く炊飯器を手に入れたい」と同時に「美味しいからって一度に食べないで!」と即、強く釘をさされた。皮付きのニンニクで、炊飯器の保温状態で作られたのに全然焦げてない。ネットで知る限りでは、適度の熱で熟成させている・・・らしい。どの程度の熱で保温しているのだろうか?興味はふくらむ。作者からは届いたら袋を開けてあげて!と便りも届く。身体に良く美味しいとなれば是非とも作りたい。東和町のニンニクは安くて美味しいからなあ。

27(木)
晴れているので地上の熱が冷却されてサムー。このパソコンの向うに見える樹木の紅葉がすすんでいる。イチョウの黄色が日に日に鮮やかになり、手前の草も枯れ色に。この景色が見える窓の外に黒と黄色のかなり大きなクモが巣を張っていて、時々風に揺れている。寝る時以外はガラス窓をおおきく開けているので、工房ではクモと殆ど同じ空気を吸っている。毎日見ていると親しみを感じ時折声をかけたりしている。午前中に外の紅葉の進行を感じて、網戸も開けて手を伸ばしカメラを向けるとフレームにクモの姿が映っているのに気付き、接写モードにしてクモの姿と紅葉を撮った。このときクモの巣に触ったようで撮影し終わると、クモの位置が変わっていた。今ブログを書いているが、クモは巣の修復をしている。見かける時はいつも頭を地面に向けジッとしているが、実は機敏で細かい動きを見せているので、数行毎、顔を上げてその仕草をみていたが、やっと修復完了のようで元のようにジッとしている。俺はタバコを吸うので煙くないかな?と思って観察したが、当初はモジモジ動いていたが直ぐに慣れたのか動かない。我慢強いか、もしかしたらタバコ好きのクモかもしれぬ。


28(金)
ご近所さんから“わさびだいこん”を植えてみろと頂戴した。ゴボウを短くしたような根っこはワサビのように辛くて美味いという。ネットで調べてみると“ホースラディッシュ”らしい、『粉からし』の原料として聞いたことがある。★若い頃、在籍していたバンド、トム&ジェリーズのLPレコード『日本民謡・イン ニューカントリー』に関するお問合せをいただいた東京の方は、好みのアナログ音源を探してトムジェリに辿り着きLP『Human Being(人間であること)』は聴いていただいているとのこと。youtubeで聴ける『ランブリンボーイ』はホームタウナーズの頃なので更に若い頃の音楽だ。今でもトムジェリの音楽を聴きたい、と仰る声は時々届いていて嬉しい限りだ。★トム&ジェリーズに入ったのはプロデビュー半年後位で、ジミー時田氏のマウンテン・プレイボーイズの直系でツワモノ揃いの名門バンドからのお誘いにカントリー・ミュジックの門外漢は面食らっていたが、ヴォーカル&ギターとして解散まで約三年勉強させていただいた。

29(土)
今、結構揺れている。NHKラジオを点けると盛岡からの地震情報、震度3だとか、揺れる度にビクッとしてしまう。★カフェほうほうのオープン以来、お米を頼んでいる農家さんが柿をドッサリくれた。渋柿なので皮をむいて風の当たる処へ吊るしておけと教えて頂いたので、みえこと皮をむいていると、友人が暮坪カブとネギを届けてくれた。畑づくり一年生にとって大先輩から色々な知恵を授けてもらう貴重な時間だ。来年作ろうとしている作物の育て方や、冬の間の作業で“ボカシ肥料づくり”等など質問を投げかけてみた。彼は独特の語り口で素敵なことを語ってくれるので、噂の黒ニンニクの美味しさを頭の中に描きながら、今からニンニクを植えても大丈夫か?と質問すると、大丈夫だ、やってみるといいと応えてくれた。彼は農業指導員をやってらしたようで、知識が豊富である上に、オリジナルの工夫をも語ってくれ、失敗談さえも楽しそうに話してくれるので、みえこも大のファン。★皮をむき終わりビニール紐でネックレス状態の柿を、物干しフックに渡した野菜の支柱に吊るすが重みで支柱がタワンデしまった。もう一本畑のトマトを支えている支柱を加えて二本にして、どうやら“オッケイ牧場”。鳥がつつきに来るから注意しろとアドバイスを頂戴したので妨鳥ネットの余りを被せた。10日間で出来上がるらしい、楽しみが大きく膨らむ。有難いことだ。裏の林で幼い鳥の声が響いている。

30(日)
陽射しがないので冷えているように感じる朝。鳥達の声が聞こえぬ静けさ。裏の銀杏の紅葉も鮮やかになってきて窓辺のクモの姿がはっきり見える。昨日干した柿の重みで支柱がたわんで曲がっていないかチェック。大丈夫だ、妨鳥ネットで突かれたりも無し、一安心。夜中に隣のわんこが吠えていたのでチョッと気になった。★昨日色々と話を伺った中に駆除した獣の肉を一層美味しくする“燻製”や“雪さらし”などの加工、というのがあった。以前は鉄砲を撃っていたらしい。俺も岩手に移住直後は自家製ベーコンやソーセージ作り、庭に燻製の釜を手作りしようと一時期真剣に考えていたので、興味深く拝聴した。温暖化の影響で北に移動する獣も増えつつあるようだ。★最近歌うようになった楽曲を整理している。それらは例によって時代を経たもので、ステージ・デビュー以前に聴いていたものが殆どだ。youtubeのお陰で心に届いてきた楽曲をオリジナル、カヴァー、リメイクで聴き比べが簡単にできる。著作権の問題など、今後考えなければならぬが便利さが普及している現状。★昼近くになって鳥がなきだした。ニンニクを植えるにはトマト、ナス、ピーマンを抜き新たな畝を作らねばいけない。寒さで随分少なくなったとはいえ、頑張って実を付けている彼らを抜くのは忍びないが、一番元気なの以外を抜きシャベルで耕す。。チッチャな実と柔らかい葉は摘み、タカノツメを加え“葉唐辛子風ピーマンの佃煮”を作ってみよう。実だけをできるだけ薄切りにし醤油と水で10分間炊きながらブログの続きを。いい香りがしてきてタイマーが鳴る。ピーマンのうっすら苦味がいいぞ。タカノツメを探すが見当たらないのでカイエンペッパーをふりかけザクザク切った葉を加えて5分。意外と葉は柔らかく“葉唐辛子風ピーマンの佃煮!”バッチグーだ。


31(月)
弱っていたピーマン三本を抜いたところに、昨日ニンニクを植えた。一玉に5、6粒の立派なもの。スーパーなどで売られているニンニクは発芽を抑える処理をしてあるそうで、初夏に先輩から頂戴したものを三玉をほぐして植えた。植え付け時期が遅いのではと先輩に伺うと収穫時期を遅らせれば大丈夫と仰るので黒ニンニクの美味しさを知り俄然ニンニクを育てたく思った訳だ。彼の作ったニンニクは有名な青森のホワイト六片種ぐらいの大きさなので、早くも大粒の黒ニンニクを食べている図を想像している食いしん坊。★最近、数多く所謂『迷惑メール』が届く。若いご婦人からの色っぽいお誘い、十日でピアノが弾けますよとか三日で視力を回復できます!等など。世知辛いこの頃なのにマッコトアリガタイお申し出だなぁと感心しながら削除している。★夜中に降った雨で湿った田園を赤いコスモスが見ている。3,4cmの深さに植えたニンニクの粒、どのくらいで芽が出るのだろう?ちゃんと育つか?大いに楽しみだ。
 youtubeの『ランブリング・ボーイ』 はアレンジもやっているのか?A面は何か?等、お問合せが届く。この作品はヴォーカルとコーラスのみで参加で演奏は“ラストショウ”素敵なサウンドですよね。A面はランブリング・ボーイ英語版です。★昼近くに陽射しがでたので大根へ日が当たるようにピーマン、ナスを抜きニンニクを植えつける。畑はトマトとネギにニラ、大根なった。ピーマン、ナスを枝を短く切りながら思わず『逢えてよかったよ、有難う』と呟く。