2011年 9月 ほうほう日記

 1(木)
画像編集で滞っているので整い次第掲載します。台風の影響か昨夜から雨が降る割には気温も高く寝付きにくい夜だった。かなりのペースで音楽が進行したせいか、心と頭との間にギャップが生じヒートアップしていたのかもしれない。音楽人間の領域が大きくなり、リスナーの方々との交信を担当する部分や、音楽人間を制御するるパーツの加熱状態が続き、眠りにつく時間が遅れたのだろう。演奏後そのままだったギターを取り出し、改めて弦を綺麗にして、暫く演奏してで少しクールダウンし、読書で鎮め睡眠。★収穫を終えたキュウリを抜き、苦土石灰を撒き辺りを深く耕して大根の種まきの準備をした。沢山収穫したので、さぞかし根が張っているかと思ったが左程ではなく驚いた。5本の支柱にツルを誘引していたビニール紐をクルクル巻き取ると結構な大きさの玉になっていた。★去年の暮れに頂戴した大根が美味しかったので種まきの時期を教わっておいた。キュウリの長い収穫に耐えうるように追肥していた土への種蒔きは問題ないのだろうか?★画像の編集ができ掲載します。昨日雨降り前に撮ったアキアカネで花壇側の人参畑の支柱に止まっていた。さっき外を見に行ったが、今日も同じ処に雨に濡れ、同じ様子でとまっている。同じトンボかい?体温調節してるのかい?★コボレ種から育った赤シソが十本位、大分大きくなったので“赤紫蘇ジュース”にしてみようと待っている。

 2(金)
湿度が高い、80%以上あり湿った空気と台風の雨雲で断続的に激しく降っている。HP用のパソコンの調子がよくないので音楽担当のパソコンに向かっている。★ご近所散策で見つけた“むくげ”の花。中心が紅で周囲の花びらは白、飛び出る雌しべ、雄しべが黄色っぽい白、綺麗な花だと若い頃から気になる花の一つで、花巻に来るようになって東京で見るより花の色の濃いのに気付き、遭う度に「綺麗だね」と声をかけてしまう。薄いオレンジ・ピンクっぽい色の“むくげ”もある。★激しい雨音の合間にセミが鳴いている。午後には『みんなで歌おう』だが、皆さん雨の中を出かけられるだろうか?★雨は上がったが蒸暑さが凄い。集まった方々の様々な想いが歌に反映していた今日の『みんなで歌おう』だった。出ないと思い込んでいた声が出たり、子供の頃の思い出を共有する音楽が広がった。

 3(土)
ヤマモモ(?)の実。東京の海岸通に並木になっていて、季節になると実が落ちていたのを微かに思い出す。新聞でジャムの作り方を読み、食べてみたかったが皆落ちていたし、車の排気ガスの付着が気になり確かめたのは岩手に来てからだ。ハナミズキだと思った木に生ったのがコレ。町のネイティブから学校の行き帰りに取って食べたと聞き試した。指の先程の小さい実で、薄い甘みと桃のような食感で、鳥になったように感じた。★HP用のパソコンが回復した。一昨日から今朝まで電源が入らなかったのだ。こんなことは初めてだった。パソコンの日付も1日で時計もずれていたので、電源が入るようになり日付、表示時刻の訂正をし、バッテリーの状態を確認しブログを書いている。二日間“音楽用”パソコンを使ったが、使い勝手はイマイチだった。☆大迫のOさん“ほうほう”のHPに辿り着きましたが?!これからも宜しく!★台風情報がひっきりなしに。これ以上、不幸が広がらぬよう祈っています。皆さん、ご無事で居て下さい。★昼前にパソコンの電源をチェック、電源ボタンを押すとフワーっとファンが回る音が聞こえ、ホッとする。


 4(日)
風が強い。昨夜も断続的に激しい雨音が聞こえていた。裏の林のセミの鳴き声は続いているが吹き渡る風のゴーっという音にかき消される。畑も花壇も、庭中に草が元気に伸びている。★枝を切り詰めて旨い『秋なす』の収穫を期待している4本のナスは、枝や葉が新しくなり花を数個つけている、昨日の激しい雨で花はしぼんだが雌しべが雄しべより飛び出ているので、栄養状態も良いようだ。新たなナスが実ったら、まず“塩漬け”にして賞味したい。秋茄子の味噌汁もイイなあ。★最近ジェフリー・アーチャーの『大統領に知らせますか?』を読み返している。日本の文庫本もバラけるものが多くなったが、ペーパーバックはその比ではなく殆どバラバラ状態(もっとも二十年以上前のものだし、今回の地震で何回も棚から落ちているのだが)、点字の本を読む友人を思えばバラけててもナンのその。何回目の落下で読むことになり、一日数十分向かい合っている。昔は辞書を傍らに机に向かって読んでは赤鉛筆のチェックをいれていたが、今は辞書から遠のいている。面白いもので中学時代に調べた単語の一つが、未だによく判らず現在に至っている。この単語が出ている。よし、調べようと辞書を広げるが、まだ漠然としている。何という言葉かって?issue、辞書をひいたキッカケはエルヴィスの“GIブルース”の“ I ”のissue、動詞と名詞の関連がイマイチ判らない。★室内物干しラックに干していた夕顔から干瓢ができた。鼻を近づけて匂いも確認。日向の匂い、干瓢だ。ひも状に包丁を使うのが非常に面倒だが、干瓢になった。★畑の草取りをしたら、赤いミニトマトの実を発見。コンポスタの堆肥から発芽して育ったのだろうか?

 5(月)
室内物干しで干瓢になった夕顔。雨が続いていたので外で日干しするのが良いかもしれない。夕顔の実がどの位出来ているか判らぬが、干瓢にして保存も考えてみようか。今日干し終わったら試食してから考えよう。★大根の種蒔きは、早くしたほうが良い!とミニコンサートの仲間からアドバイスを頂いた。雪が降ったら枯れるのだろうか?深く耕したコマツナの後を考えているが、サニーレタスの後にも蒔いてみよう。冬の植物との付き合い方も判らぬことが多い。冬の間、室内に居たミニバラの三つの鉢を路地に下ろしていたが、堀上げが必要か?調べてみよう。★ミニ・コンサートの会場のTea houseリーベさんが遅く来場された方の時間を記入してくれたのを見て、俺の視野では状況を把握できてなかったのに気付く。8時頃に客席を撮影したが、接写モードのままだったのでボヤケテ写っていたし、今後に向けて考えなきゃ。★大根の種蒔き、昼前にコマツナの後に、午後にキュウリとサニーレタスの後、三箇所で一袋だった。★午前中に見かけたカマキリが午後に甲虫を捕らえていた。ドキッとする光景でカメラも向けられなかった。その代わりに支柱の先に居るアキアカネを写せた。前回アキアカネに逢った時は背景が草だったので、空をバックに透きとおった羽根を撮ろうと迫ってみた。

 6(火)
アキアカネの直ぐ後ろから撮影に成功。透きとおった羽根の先端に赤が綺麗だ。パソコン越しに見える工房の窓からもヤナギの枝の先端に羽根を休めている。裏の林のセミは、気温が低いからか鳴かずにいてカラスの鳴き声だけの朝の静けさ。裏のヤナギは今年になって二回枝を鋸で切っているのだが、見上げるほど伸びている。★昨夜の雨で種蒔きした大根が流れていないか見回るが、大丈夫のようだ。ツイデニご近所を一回り、ヤマモモも鳥達がツイバンデいるようで、残りが少なくなっている。★昼過ぎになって陽が射し気温が上昇しセミが鳴きだしたが鳴き声は少ない。秋めいてきているのだなあ。風が冷たい。★足がかゆいのでパソコンに手を置いたまま見ると、何と!青虫が俺の足を這っているではないか!ティッシュでソットつまんで窓の外へ逃がす。文章だと落ち着いているようだが、大慌てで、青虫をつぶさぬように逃がしてホッとしている。ニョロニョロしているのは苦手なのだ。汗かいた!


 7(水)
稲が実ってきた。稲穂が重そうに垂れている。田んぼの周りの草が刈られ、お米の収穫の準備を整えているようだ。去年まで店があったので、見ていなかったことが沢山ある。★今朝は早くからセミが鳴いているが、合唱団の団員数は極端に減ってしまい林の奥の方で鳴いている。★畑の外の土手に育ったカボチャと夕顔の目についたものを収穫した。ヘビが居てドキッとした。カボチャが10個、夕顔が7個取れた。取り合えず日向の風通しの良い場所に置いておいた。★久しぶりに英語の大辞典を広げてみた。時代と共に新しくする中辞典は岩手に来て二冊増えたが、大きな辞書は二十歳中頃のまま。発音の表記も英・米の順だし、米語の発音自体が古いまま。“issue”の項に目をとおし、今まで開いたこともない巻頭部分をも読んで、今は日陰干ししている。本棚に置く本も最小限度に整理しているが、分厚い音楽理論書なども広げ風を当ててやろう。本棚を壁から離し風が通るように、西側の大きな窓の網戸も本棚側が開くようにした。

 8(木)
収穫したカボチャは暫く風通しのよい処で日に当てている。より一層美味くなることを信じて。収穫すると、来年は何を育てようか?と考えてしまう。トマト、ナス、ピーマンのように収穫期が思ったよりずーっと長いのはビックリしている。野菜達が枯れた後の、やるべき作業とは何だろう?などビギナーは考えてしまう。刈り取った草は堆肥としてすき込んだり・・・。★数日前に種を蒔いた大根らしき芽が出ているぞ。これから60日で収穫できると種の袋に書いてあったが。雪が降り出す頃にはネギと大根だけになっているだろう野菜畑。★毎年こばれて育った赤シソを抜いて、葉だけをヒタヒタの水で煮出したジュースをみえこがトライした。砂糖と酢を加えて出来上がりだが、アクが随分出るようだ。酢の一升ビンに三本になり、家中がシソの香りになった。

 9(金)
大根が発芽して双葉が開いた、とても可愛い。コマツナより一回り大きい葉が、これが60日で大きな大根に育つと思うと、自然の力のデカさに驚く。どうか健やかに育ってほしい。今日は暑い陽射しがあったので、大根も暑さを感じたろうが、日没が大分早くなった。★昼前から東和を離れ盛岡に出かけてヒゲさんのステンドグラス工房『趣存』にお邪魔してきた。ミニコンサートにも足をはこんで頂いたが、ゆっくり話す時間がなかったので、積もる話を堪能してきた。元気なヒゲさんは日曜大工に励んでいたとか。☆こんな話も伺った。小学五年生の遠足で姫神山に登った感想を、当時サナトリュ−ムで療養されていた兄、昭夫さんに語り、昭夫さんはそれを詩にされ、その文章のコピーを拝見した。北上の詩歌文学館に所蔵されていたサナトリュ−ムで闘病される方々の同人誌に残されていて、ヒゲさんも始めて読んだと、感慨深げに語ってくれた。☆盛岡駅のホームでは眩しい陽射しだったが土沢に着いた6時過ぎには、辺りはすでに薄暗く秋の訪れを感じた。


10(土)
数日かけて、気になる楽曲を集めてCDを焼いたが車のプレーヤーでは読み込めなくエラーが出てしまう。2台のパソコンでは聴く事ができるのに。錯誤した結果メディアの問題だったらしくCD-Rを変え、再び録音しOK。東京の友人がエア・チェックしたFM番組のカセットテープが出てきた。ジミー時田さんをバックアップしているホームタウナース。俺もベースを弾きながら歌っている。★このミニトマトはコンポスタからの贈り物、と思う。買った苗は黄色の実がなっているが、これは赤い実でネギの側に生えたのでネギの苗に付いていた可能性もあるが、有難く頂いている。ナスも元気に実を付け始め、秋茄子を楽しむのも間近だ。★石鳥谷のパン工房『√s(ルーツ)』から美味しそうなパンの“お奨めセット”が届き、『歌う食いしん坊』は大喜びなのです。岩手産の小麦粉と自家製の自然酵母の手作りパン。やはり食いしん坊の三家族で分けて楽しもうと思う。★『動物哀歌』の詩人・村上昭夫が当時小学五年生の末弟の茂夫さん(ひげさん)におくった詩が、今日も心に響いている。輝く少年の眼差しに大きな未来そのものを感じ、エールを贈る兄の想い。ひげさんが仰るように歳の離れた兄弟の愛の表現なのだろうなあ。★チョッと遅い午後の珈琲のお供に届いたパンを。美味い!好きな味が口に広がる。美味しいものをつくる方に出逢えて、感謝だ。パン屋 √s( ルーツ ) の HPにつながります。

11(日)
三箇所に蒔いた大根の種から芽が出てきて、雨に濡れて気持ちよさそうで嬉しい。隣のナスも小さな実が付いているし花も綺麗だと思う。★昨日、若い頃の音源焼き直しに成功したCDを車で聴いていると、ご近所のオバちゃんが出てきたので体調を訊ねると、戦争中の食糧難でイマイチ調子が良くないが、ワサビゴボウができたらあげるから楽しみにしていろと仰る。お大事に!と応えながら、辛いものが大好きなオバちゃんがくれるという『ワサビゴボウ』が気にかかる食いしん坊は、先輩から元気を頂戴した。★三十歳前の音源はFM東京スタジオでの生番組。パソコンを始めた頃の安いCD-Rが目についたので、それで焼いてみたが車のプレイヤーでは認識しなかったので焼き直そうと、最近買ったCD-Rを探し成功した。友人が録ってくれたテープはメインゲストのジミーさんの歌が終わり、在籍していたホームタウナーズの演奏からだった。仕事を終え急いで録音してくれたのだろう、光景が目に浮かぶ。エアチェック・ファンに向けての生演奏の一時間だが、後半の20分が収録されている。この後はコーラスグループの『サーカス』の音楽監督の仕事が始まるが、C&Wのシンプルなサウンドが快く響いている。懐かしい仲間の存在、番組MCの菅野沖彦さん、スタジオのスタッフの皆さん、録音してくれた友人達に助けられ生きている時間を再現でき嬉しさが広がる。うむ、今も生かされていると思う。

12(月)
裏の林のセミの声が少なくなって、奥の方で聞こえていて、時々ピタッとなきやんでしまい風が葉を揺らす音だけになる。★大根は元気そうだが、二つ双葉を虫に食われているのが気になる。大根の双葉を好んで食べる虫がいるようで、大根の葉が好きなのは同好の仲間とも云えるが、今後シッカリと見張る必要があるのかもしれない。★一ヶ月以上休ませたナスは枝も以前の状態まで伸ばして再び実を付け始めている。大きな楽しみだ。休ませている間、産直で買ったナスを食べているが、これらも非常に美味い。★何か変化があったのか、カエルに混じってセミが鳴きだした。照ったり曇ったりを繰り返しているのに反応してるのか?湿度80%、気温が20℃を超えた辺りだが暑く感じる。★午後カボチャ、夕顔のツルを抜いて整理。ツルの節からシッカリと根が張っていた。気が付かなかったカボチャ5個を見つける。トマトとピーマンも大収穫。気温は左程ではないが蒸していて大汗をかきながら「朝5時に畑に出る人は矢張り賢いんだな」とツブヤク。


13(火)
みえこが種から育てたアスターという花、花壇を我が物顔に咲き乱れるマリーゴールドと一緒に咲いている。涼しい朝でセミは鳴いてない、微かにカエルの声が聞こえる。9時頃から本格的なシトシト雨になって半袖Tシャツだけでは寒い、長袖を着る。★講座に出かける頃時は雨が止んだので、傘を持たずに出発。帰りもシトシト状態だったが、土沢駅を降りて車に乗るまでに濡れてしまったが若い頃の音楽を聞きながら帰宅。一曲だけで家に着いてしまう。★今回、若い頃の演奏をCDにして聞いて『リスニング空間としての車』を考えている。気になる楽曲に出遭うと、結構デカイ音で聴きたくなるので生活空間では他者への迷惑が大きい。よってヘッドフォンで集中して聴く習慣なのだ。BGMとして気に入った楽曲を聞けるようになったのは、つい最近CDプレイヤのある車に乗る様になってから。

14(水)
ハーブの王様と云われるスイート・バジル、この葉とオイルをミキサーにかけて“ジェノベーゼ・ペースト”を作る。流石、王様だけあって葉に触るだけでも甘い香りが広がる。大根が発芽して本葉も出てきたので、畝の周囲に植えてあったバジルが日陰を作るので収穫することにした。干してドライ・バジルにするより香りを楽しめるペーストにしておこうとニンニクを加えミキサーしているがバジルの葉の量が多いので、ナカナカ回らない。塩も適量、オイルを更に加えてヘラで混ぜながら回す、三分の二が溶けてきた。ボールに移しパルミジャーノ・レジャーノの粉とブルー・チーズを混ぜ込み、少しづつミキサーにかけて様子をみる。これを繰り返して出来上がりとする。今回は沢山出来たので、松の実は入れないことにした。食べるときに調整しよう。

15(木)
殆ど落ちてしまったヤマモモの実。かすかな甘さがあって、とろっと桃の実の食感。初めて見たのが、新聞のヤマモモ・ジャムの紹介記事で東京の海岸通りの並木がそうだと知って、見に行ったのだが、車の排気ガスで葉が黒ずみ、落ちた実がつぶれていて良い印象ではなかった。このヤマモモは綺麗な空気で育って幸せだな。鳥が好むようで、熟した実を探したが殆ど無かった。★沢山取れたスイート・バジルの葉で作った“ジェノベーゼ・ペイスト”、“カフェほうほう”で作っていたレシピでは松の実、チーズもペコリーノ・ロマーノやチェダ−も加えたが、今回はニンニクとパルミジャーノ・レジャーノとデンマークのブルーチーズだけ。オイルもサラダオイル、保存期間を考えるとオリーブオイルでなくサラダオイルでも良いように感じているが、ニンニクは量を増やそうと思っている。イタリアン系の調理には利用度の高いソースになるし、トーストしたパンには最高。☆バジルを抜いた跡に大根の間引きしたものを移植しようと考えている。去年の暮れに友人から頂戴した大根がエラク美味しい記憶が『食いしん坊』を動かしているのだ。周囲の土ごとそーっと移植すれば大根へのストレスを少なくできるだろう。★前回の『みんなで歌おう』でリクエストがあって歌ってみた歌詞を、明日に備えて編集しておこう。☆同病の方に、歌詞をどのように見えるかを相談した。カラオケで歌いまくるツワモノが重度の仲間でいらっしゃる。勇気をもらえる。★玄関ドアーの閉まる音がうるさくなったのでネットで調べ調節。静かに閉まるようになり成功。


16(金)
古いパソコンの電源が入らなくなることが二度あり、故障か?と慌てて、音楽専用のパソコンからネット情報を調べて判ったことは、メンテナンスというかパソコンの掃除、クリーニングを一切したことがないと気付く。キーボードの上っ面を拭く位はしているが、ホコリ対策など全く気にしてなかった。『そういえばファンの音がデカクなったな』と感じていたが、単にCPUが忙しそうにしてるな、と思う程度だった。コレワイカンゾ!と試しに掃除機の弱でキーボードの隙間を吸い込んでみた。強く吸い込むと文字盤も吸い込まれ大変面倒クサクナルだろうから、気をつけながら。側面の空気の出入り口は“強”で吸い込んでみた。パソコンの中でファンが回っているってことは空気取り込み口からゴミも吸い込まれるんだな。中にゴミが溜まっている可能性もあるなあ。空気の出入り口のスリットは、これでもか!という風に吸い込んでみて、電源を入れると気のせいかファンの音が下がったように感じた。★気分転換にナスを二本取り塩で漬けて喰った。掃除機で汗をかいたので塩をキツメニして。美味かった。

17(土)
セミの声が殆ど聞こえない。ススキの花が咲いているからセミの季節は終わろうとしてるのかな。畑に来たカワトンボ、先日誰かがオハグロトンボと呼んでいた。そうそう『オハグロトンボ』って子供の頃に呼んでいたのを思い出す。運良くタイミング良く羽根を広げた様子をキャッチできた。★早朝に結構激しい地震が数回(?)あったような記憶。震度はどの位だったのだか?普段なら枕元のラジオの緊急情報で確認するのだが、深夜まで音源編集をして疲れていたので、そのまま眠ってしまった。朝起きるとTVの具合が悪く映像が映らない。電波の届きにくい山陰なので集合アンテナ、アナログ延長をいいことにアナログのままにしているので、しばし様子をみよう。☆TVの音声をラジカセから聞けるのでトライしたが、映像が見えないので不思議な雰囲気だ、とラジオを聞く。そうこうしているとお隣さんが「TV映らないが」と問合せがくる。お隣は既にデジタルにしたのに、矢張りアンテナの具合のようだ。暫しラジオの好さを感じたヒトトキ。

18(日)
今朝方まで、かなり雨が降ったようで、移植した大根の苗が倒れていた。移植しなかった二つの畝は元気にしているので、移植しない方が良いようだ。ひと月休ませたナスは元気、トマト、ピーマン同様に次々に実を付けている。★TVも映るようになったが、このところ地震が多い。震度は3程度だが長い揺れでドキっとしてしまう。★大根の本葉が出てきたので、肥料を撒いていると、目の前の支柱にアキアカネが止まっているのに気付きカメラをポケットから取り出し、トンボに向ける。「いつものトンボ君か?大分慣れてきたよな、写真撮らせて貰うよ」と声をかけながら幾つかのショットを撮る。今年はトンボと随分話をしたなあ。声をかけ静かに居てくれると、ついつい被写体になるトンボ君とは馴染みになったように思ってしまい更に話しかける。風に乗って祭囃子が聞こえてくる。昨日、今日は土沢まつりだったんだ。気が付くと畑の支柱全部にトンボかとまっている。


19(月)体育の日
寒い。何と18℃!オマケニ雨がシトシト降っていてホントに寒い。岩手県内の天気予報では更に気温は下がるだろうって?!太平洋に在る台風16号に向けて冷気が流れ込んでいるのだろうが、いきなりの気温の低下に身体が付いてゆけないでボ〜っと縮こまっている。長袖を着て、熱い珈琲を飲み、窓を閉めても暖かく感じないぞ。頭の中まで縮こまって、どうしたらイイのだい?!台風15号も気になる。大きな被害にならぬよう祈るばかりだ。★体操でもして体をほぐし、心も温かくなるような事をしなくっちゃ、とストレッチを念入りにする、が心を暖めるには何をしたらよいか判らず、この一年アーデモナイ、コーデモナイと続けている音源編集の試行を、とのパソコンに向かう。夜になると更に寒くなり毛布を膝にかけて作業。ストーブに火を入れたとの便りが届く。暖を取りたくなる寒さは明日も続くようだ。

20(火)
16℃、寒〜っ!、外は13℃、布団を出してコタツをセット、外は雨の音だけ。鳥の声も聞こえない。釜石線は大雨や風でダイヤが乱れるので土沢駅に確認、OKだ。ついでに東北線も通常運転している。草刈器の音が聞こえる、朝露のある内が草刈りに都合が良いと聞いているが、この雨の中で草刈りするとは・・・。昼、夜、二箇所の講座なので、俺も雨にまけずに気合を入れなくっちゃ。★チョッと大げさかと思ったが、長袖シャツにジャケットを羽織って出かけたが、丁度良かった。教室に入ると「お寒うございます」声をかけられ、『寒さを感じるのは俺だけじゃないんだ』と納得できホッとする。教室から見える中津川の流れも激しく河川敷にも水が溢れていた。帰りの電車ではブーツを履いている人も居た。あれはファッションか?防寒か?

21(水)
今日も寒い雨。日記に載せる画像がなくなったので薄手のジャンパーを着て“リュックさんの庭”を歩く。傘に雨の滴のオシャベリが絶え間なく。咲く花も少なくなったが、此処の庭は四季折々の風情が楽しめる。数枚撮ったら、オシャベリ雨が俺と仲良くしたい、と浸み込んできて、風邪引きの危険を感じ、帰宅。髪を拭きウールのセーターを羽織り、更に半纏で防備し、熱い珈琲を淹れ、パソコンで画像を編集。★この楓の枝にとまっているオシャベリ雨の滴がレンズになって庭の佇まいを凝縮している。はじめはプロペラ状の種子が目に入ったのだが、その中に逆様に像を結ぶ光に心を奪われた。その滴を傘で落とさぬようにケータイを近づけ、オシャベリ雨のシャワーを浴びながら、光を撮ったが、文明の機器の利点を引き出せなかったようだ。★地球の誕生、水の出現、生命の始まりなどを、一瞬、感じた雨の滴の中の凝縮された存在。歌うようなオシャベリ“水”にガイドされて歩いた意味は、その内に届いてくるんだろうな。楽しみだ。★昼になって、custom lightをL55に張ってみた。初めて細い絃を張られてギターも驚いているようだが、直ぐに馴染んでくれて2時間気の向くまま弾き、歌ってみた。『六十過ぎても四十肩』を抱える俺、久しぶりの大きなボディのL55を抱えると結構痛むが、位置をずらして“オッケーボクジョー!”。窓を少し開けているのでオシャベリ雨も参加していた。★午後になって雨脚が激しくなっています。皆様のご無事を祈っています。


22(木)
台風の被害、お見舞い申し上げます。
雨風で倒れた野菜畑のナスやトマトを起こすと、実が沢山ついていてピーマン、トマトが大収穫。脇芽から育ったトマトも、買った苗と同じ勢いで実を付け、その生命力には感服する。★東京では電車が停まり大変だったようだ。渋谷・道玄坂では街路樹がタクシーの上に倒れている映像がニュースで流れビックリした。午後になって買い物に出かけた際に、北上川の水量の多さに驚く。★最近気になっている楽曲をyoutubeからダビングし、車で聞いて、音源作りの参考にしている。今日も初期のThe EaglesやPocoを聞きながら田舎道を走った。ダビングした音源に比べると『ほうほうの世界』の音源はボリュームを上げないといけない。音圧が低いようだ。★何故か急に蕎麦が喰いたくなった。

23(金) 秋分の日
今日はスッキリとした空気の秋の休日。近くの神社の祭りのようで子供神輿がワッショイ、ワッショイとねり歩いている。地域にもたらす秋の実りへの感謝の祭りか、明るい気持ちにしてくれる。随分前に家の前まで神輿が入ってきて、子供達が挨拶に来てくれたのを思い出す。そういう昼間の行事に遭遇することも店をやっていると中々難しかったし、今年のように畑の真似事に度々アドバイスを頂く機会もなかったろう。★午前から黒い雲が広がり時折雨になリ、昼過ぎに石鳥谷の『√s(ルーツ)』のパンを買いに出かける。HPでザット見当を付け近くまで行ったが道を見失った。電話し正しい道を教えられ、辿り着く。休日は売り切れが早いだろうと心配したが、幸い震災被災地への支援の“シナモン”と“いちじく”のパン二人が到着を待っていてくれたようで、滑り込みセーフだった。お出かけいただいたミニ・コンサートの感想をも伺って二重に嬉しいドライブとなった。石鳥谷に詳しくない俺としては、4号線を北上、花巻空港を過ぎ石鳥谷市街地方向(R265)に入り一つ目の信号を過ぎた辺りの橋(くずまるはし)を渡り直ぐ右折し、道なりに下って200m位先の左側にHPで見かける看板を見つけられた。★俳優のSさんが亡くなったとニュースで聞く。東京の青山で演奏を聴いていただいたことがある。その時の眼差しが忘れられない。お逢いできたことに感謝。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

24(土)
一ヶ月休ませていたナスは美味い。皮も実も柔らかい。柔らかい秋ナスの葉にバッタが居る。小さな虫達も来るので食物連鎖の場になっている。小さなカエルも見かける。このナスの向う側には野菜畑で初めて植えたネギの畝があるが、最近発育が滞っている。周囲に他の野菜が成長していたり、トマトの『かき芽』を差していたので、入り込んでの作業がし難くなって、ついつい草もしっかり生えている。今日は草取りをしてネギの居心地をよくしてやろうと思う。★野菜畑にした場所の端に黄桃が居るのだが、今年は周囲に野菜が居て勝手が違うのか、様子が例年と違う。植えた翌年から実が付いていたので疲れが出たようだ。今年は休ませて樹形を整えようとした積もりだが、初夏から虫が付いて葉の茂りがイマイチだ。何とか元気になってほしい。★土が耕されて、いろんな種類の草が元気に生えている。この野菜の周囲の草の元気なこと!あっという間に大きくなり、種を付けている。


25(日)
セミの声は、もう聞こえない。林に吹き渡る風が葉や枝を揺らす音が寂しく聞こえてしまう。季節が移る、時はとどまらない。☆かのニュートリノの実験データは“質量のある物体は光の速度を超える移動はできない”という説を覆したのか?測定誤差ではないって?☆空気を伝わる音波は質量があるか?俺の記憶にある♪想いと恋とを笹船にのせりゃ オモイハシズム コイワウク♪(日本最古といわれる富山の古民謡・こきりこ節)『想い』は質量で沈むのか?ここでもヘブライ語説が登場するのだが・・・。★昼頃、工房の西向きの大きな窓の網戸にカマキリが居るのを見つけた。「そんな処に居てもしょうがないだろう?でも写真に撮っておこう」とケータイを出し近づける。網戸の外に居ると思ったが、内側にいる。「玄関ドアかベランダの窓から入ってきたんだな、家の中では餌に遇えないだろう?此処に居たいわけじゃないよなぁ、出られなくなったんだろ、外に戻してやるからジッとしてろよ」。そっと、摘んで網戸を開け、外に投げると、網戸の外の軒下にデカイ蜘蛛が巣を張っているのが目に入り、クモの巣に引っかからないで良かったと、カマキリに感情移入している俺に気付き笑ってしまう。以前甲虫を前足でつかんで食べているカマキリを見た時には、甲虫を気の毒に思い、クモの巣にひっかかる難から回避したカマキリに『良かったなあ』と感じたりする。

26(月)
コスモスが盛りに咲いている。アキアカネが落ちて動かなくなっている。それでも畑の支柱に南を向いてとまっているトンボは一回り小さい別の種類かもしれない。撮った画像を編集したら、コスモスの濃い赤を撮ったつもりでピンクの花を写してしまった。★三箇所に植えたネギのなかで、最後に植えた細いネギの苗が以外に成長がシッカリして太くなり、先日作ったカボチャのスープで玉ネギの変わりにニンニクと炒めた香りが良かったので、ネギ全部に十分に土寄せをしたみた。そろそろ来年育てる野菜の事を考える時期なのだが皆目判らない。作業する度に付けていた野菜栽培ノートを、一週間前の寝ぼけ状態でパソコンに向かい操作ミスをして消滅してしまったので、頭の中の記憶とブログでの記述が頼りだが、日記というものは全く読み返したくないので始末がわるい。隣の可愛いオニーちゃんが剣道の大会で二人抜きをしたと聞いた。下校してきたオニ−ちゃんに感想を聞くと、何故知っているのという顔の後で「ホントは一位になりたかった」と本音を語ってくれた。

27(火)
稲の収穫の季節。重機が実った稲穂を刈り取ってゆく。機械を操る人の喜びを見ているこちらも嬉しくなる季節。うちの畑もカボチャや夕顔のツルが広がっていた頃とは様変わりしている。周囲に茂っていた夏草も実を結び紅葉し始め、秋の風情。大根も順調に育ち、多分収穫の頃は寒さが厳しくなっているのだろう。一年目の畑は随分頑張ってくれ、色々と教えてくれた。お陽さん、雨、土、野菜達の力は凄い。春先の草刈りが導いてくれた畑の連鎖、見よう見まねの作業でも数々の嬉しいことを与えてくれている。土と向き合うことで地域に伝わる神への感謝の気持ちも、少しだが、感じられているように思う。講座で出かける盛岡はどのようだろう?一週間で一層深まる秋を見せてくれるのだろう。★お城沿いの道を歩くと『殺虫剤を散布したので虫が落ちてくる』と注意を促すポスターが並んでいたアメリカシロヒトリの異常発生だとか。二週続けて雨だったが、今日は穏やかな秋晴れ、中津川の水量も平常に戻ったようだ。帰りの電車、何故か冷房が入っていて寒かった。腰に巻いていたセーターを羽織り、寒さを凌いだが鼻に違和感。


28(水)
シソ・ジュースにした赤紫蘇、爽やかな飲み物が出来上がったので種子用に数本残しておいたら可愛い花穂ができた。産毛に蔽われている。我等の身体に良い成分を沢山もっているそうで頼もしい。トマトが涼しくなって成長が止まると思ったが、次々に実を付けて収穫が期待できそうだ。今回の小粒の黄色のトマトは甘みと酸味のバランスが家族にも好まれている。大玉は『桃太郎』だと言うが、期待した甘さがでてこないようだ。この辺りが素人向けではないという意味かもしれない。来年も野菜作りは続けたく思うが、この後の手入れの方法が判らない。トマト、ナス、ピーマンが枯れる頃は何時なんだろう?大根が収穫できたら、どのように保存するのか?土へのお礼の仕方は?等など疑問が湧き出る。今年の野菜が非常に美味しいので、みえこの強いリクエストもあり、来年は是非ともジャガイモを育てたい。★メンテナンス中の『掲示板』だが、素人には手の付けられぬ状態。急な御用の方は『問合せ』から連絡してください。

29(木)
ネギを食べようと抜くと、あまりにも立派な根が付いているので、根元数センチで切り取り土に戻してみた。畑のネギが大きくなるまでに産直で買ったネギも同様に植えたら育っていて、その生命力に感服しゴミに出来ないでいる。実をタワワニ付け過ぎて強風で折れてしまったピーマンも回復し今では元気に実を付け、食卓を賑やかにしてくれている。★講座の帰りの電車の冷房を寒く感じたのは、すでに風邪気味だったのか、翌日の昨日はギターも弾かずにゴロゴロしていた。今日も身体がだるく指先が強張って力が入らない、少し熱っぽい。野菜達の逞しさを見習いたく湿った布団を上げ、陽に干している。☆午後になって指の強がりが軽くなったのでギターを弾き歌ってみた。Streets of London,Rose of Cimarron,Changesなど、鼻声にはならずに済みホッとしている。

30(金)
9月も今日一日、寒い雨の日。畑越に見える田んぼの色が綺麗、傘に落ちる雨粒が秋の雨の音に聞こえてくる。インターネットで『収穫後の畑の手入れ』を教えて貰っている。涼しくなり畑の草取りも一段落すると来年に備えて何をしたらよいのかが気にかかるのだが、トマト、ナス、ピーマンの収穫が長く、驚いている。こんなに長い期間実る野菜の成長を育む土の力って凄いなと感心すると同時に、土だって疲れるだろうにと、土の回復を手助けしたく思う。収穫後、日向に置いてあるカボチャの味も左程悪くないと思うし、畑作りの一年生は十分楽しんでいる。★野菜を沢山食べて、風邪気味を抑えようとニラを摘む。一すじ2mで一回に3、40cm切り取って食べているが直ぐに伸び重宝している。治るといいな。


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