2011年 1月 ほうほう日記


 1(土)
謹賀新年 
         平和でよい年になりますように!!!


凄い雪でした。一日で5,60cm積もっているが、気温が穏やかで陽射しもあるので解けだしたら、雪かきをしようと思う。アルバイト学生が一軒、一軒自転車で年賀状を届けている。有難う!怪我しないように声をかける。黒豆は『もう少し甘く!』と希望され調整。11年元旦も昨日と同じ様に音源を聴いて、編集の段取りを考えている。今回は2ミックスをDATに取り込みパソコンの編集ソフトに戻しマスタリングをしてみようと思う。初めての試みだ。出来ればオープンデッキ、38cm-2トラに落としたいが奥に片付けたので断念しDATにしたが、デジタルだがテープ録音で自然な響きが加わったようで、今後の作業への励みになる。ジックリ聴こうと体を後ろに反らすと左腕がメンテナンス中のL-55にぶつかりドキッとする。絃を外してクリーニングしオイルを施しスタンドに数日吊るしてある。今回の音源では今のところFSだけ弾いているので、メンテナンスを終えたら弾いてみよう。


 2(日)
各家々に入る辺りの車道の端に高く、雪かきされた雪が寄せられ乗り越えるのに大変で、皆さん“雪かき”による疲労も限界に達しているだろう。シクラメンの花が咲き始め、明るく感じられる。★DATに取り込んだ2ミックスからマスタリングしていたがDATのキャラクタが思わぬ方向に増幅されので“ボツ”にし、ミックスでは使ったコンプレッサも使わずにEQ中心で仕上げている。この作業が細かく“雪かき”の筋肉痛に肩こり、目の疲れが加わっている。


 3(月)
雪かきはパスして、お天気に恵まれた箱根駅伝のTV観戦。東京品川に生まれ育った者にとって大変懐かしい沿道の風景、若者達のレース展開を楽しんだ。一人ひとりが精一杯走りタスキをつないでいく過酷なレース。繰り上げスタートのシーンは、見ているだけだが何とも力が入ってしまう。いいレースだった。★こちらも“二日目”のマスタリングはブラッシュアップ作業で、音のの飛び出しをコンプレッサでなくEQ(イコライザ)で整えてゆく作業も二日目となると大分慣れ、異なる音量で聴きながら進めている。ピークレベルを抑えながら。ピークの数値が小さく、見難い表示なのでパソコンの拡大鏡で三倍にし、ディスプレーの照度も上げている。今のところ肩こりも楽になっている。もう少しこの作業を続けたら、一度CD-Rに焼いて視聴してみよう。問題があればミックスに戻り、繰り返す。


 5(水)
雪を座らせ、静かに休ませている木のベンチ、遠い記憶、自分を大きな、葉を茂らせた高い木に育んでくれた“土、光、水”を想い出しているのかい?今は雪だけど、何処から来て、これから何処へ行くのだい?風が木の枝の雪を落として通り過ぎる。薄い雲を通して淡い光の明るい微笑みが広がり、きらきら輝きが地上に映えてゆく。


 6(木)
昨日までの雪かき跡も昨晩の雪の下。積雪は10cm位、今日の予想最高気温がー2℃だと、外に出たくない数字だが、毎日新しい花を増やしている窓辺のシクラメン、余りジックリ見ると、何か説教されるような気がするので、軽く見るだけでパチリとか・わ・す。久しぶりに、土の中に活けてもらっている大根を掘ってみるかな、『七草』のスズナだったっけ。喰う度に感嘆する飽きのこない旨さは、煮ても、焼いても、漬けてもよい。少し陽がさしてきたので、程好く包丁をいれ、ざるに並べて干してみようか。食いしん坊の連想にシクラメンの花が横目で俺を見て何やらツブヤイテるように感じる。☆午後になって1メートルの雪の下の大根の様子を見たくて数十cm掘ってみたが、プラスティックのスコップでは歯がたたぬ硬い凍った雪に阻まれた。結果として車と家の前の雪かきにはなったが。★暮れにつくった黒豆が成功したせいか、大豆、小豆へと食欲が動いている。音源編集を暫し休み豆料理にトライ。小豆は自分で炊いたことがないのでネットで調べ茹でて、大豆は水に浸している。明日の『みんなで歌おう』の準備もしておこう。


 7(金)
朝起きて発見、どえりゃーツララ。日陰は道路が凍ってツルツルして走り難いにもかかわらず集まっていただき楽しく音楽してきました。4時過ぎで−4℃★今年度の障害者支援のイベントを手伝うことになり、終演後に“障害者支援センター”の方を交え、開催の趣旨を話し合った。岩手で暮らすきっかけとなったのは、私自身も障害者となった眼病の発覚で、移住後は障害を持たれる仲間との交流で暖かいエネルギーをいただき、現在に至り、支援されながら支援もしているので、音楽でお役に立てれば、こんな嬉しいことはないのです。
音楽をしていて「音楽は出来ないけど聴くのは好き」と仰る方々と“身近に”出遭って新たな想いをいだいている。“聴く”ことによって、そこに展開する音楽を一層大きく膨らませる力を感じるのです。『何かが出来ないことによって、他の何かが出来る能力』を持たれているのだと思っています。
重度の眼病仲間で失明された方は、まだ見えている私以上に物事を“見る”ことに長けていらっしゃる場合がある。いろんな者で構成される“社会”にとって互いに温かく向き合うことで、より良い環境が生まれる、と思うようになったのです。3月21日に“銀河モール”で、そんなことを考えるきっかけになるイベントを計画しています。


 8(土)
陽の光が綺麗だ。更に伸び太さを増したツララがきらきらしている。
★人と出遭えた有難さと、出遭う不思議をおもっている。時の神様のご加護か、その存在さえ知らなかった同士が眼差しを向け合う機会となる。眼差しを向けても、そのまますれちがってしまう場合もあるし・・・マッコト、その不思議に助けられて生きているように思う。★暮れのライブでライト・ゲージ絃に張り替えたFSのネックのトラスロッド調整をした。カヴァーCDで次に録音する楽曲は“C”なので。
素手では回らず、アジャスターにタオルを巻き付け、パキッと一回だけ、絞めた。この辺りが限界だと思う。チューニングをし直しオクターヴをハーモニクスでも確認して、暫く様子をみよう。


10(月)
うさぎの長い耳は弱い視力を聴覚で補うようにできているそうだと同病の仲間が知らせてくれた。ナルホドねぇ、うさぎ君達も仲間で、頑張って能力をのばしていったんだなぁ。★同病の仲間で音楽に取り組んでいる方々がいらっしゃる。歌をうたったり、楽器を弾いたり、MIDIで音楽をつくったりと多様だが、それぞれ独自の工夫をされていて頑張られている。★前回のライブでご予約していただいたCDを届けに煌林さんへ。


11(火)
東和町福祉センター前のR283(R456)、ここを歩いて土沢駅へ。年末年始の雪で道はこの状態で、駅前の通りは歩道に雪が凍り付いていて、岩手カントリーライフ初心者には難易度の高い雪道歩行だなぁと呟きながら歩いたが、盛岡は更に、ウルトラ級だった。東和町に比べ格段に歩行者が多いが、皆さん雪道をモノとせず実に歩くのが速い。自転車さえ普通に走っている。あんぐり口を開け“恐れ入谷の鬼子母神!!!”マッコト驚異でした。


12(水)
昨日講座を終え、ノロノロ歩き辿りついたバス停から見る盛岡城址の石垣と青空。花巻に着いた時点で-12℃だって、ヒエー!。今日はさらさらの雪が降って昨日の画像の場所も白に閉ざされて、オマケニ見通しが良くない。★現在編集中の音源の生音とシンセサイザーの音とのバランスに苦慮している。ヴォーカル、ギター中心の音楽をしていると、シンセの音に左程こだわらぬ傾向があるようで、友人達からも指摘を受けているので、2ミックスに落としてチェックし、気付いた部分はミックスに戻りバランスを整える、を繰り返している。録音、ミックス、マスタリングを独りで行っていると志向も凝り固まってしまうようで、ニュートラルなリスナーになった“つもり”でいるのだが・・・、果てしない繰り返し。★気温の低い日が続くので“生姜とレモン”を砂糖に漬けて『体温調節ドリンク』を試み中。


13(木)
昨日夕暮れ時に白い色に覆われた道路を走ってその凹凸が認識できずに緊張した。前を走る車の後をユックリ走行して事なきを得た。同病仲間の以前仰っていた『白い器に盛られた白いご飯の認識困難』を思い出す。★楽器や声の音量を下げると、その存在感が薄れるように思えるが、逆に耳に届く音量を下げることによって、より心に届く場合がある。日常生活でも音楽の世界でも然り。このあたりが難しい作業で数日悩んでいる。ヴォーカル、ギターの演奏にシンセサイザーでベース、ドラムス、ストリングスを加え、コンピュータでホールの残響をそえるのだが、それぞれの存在を必要以上に主張させてしまいがちになる。情報量と心に届く量は必ずしも一致しない場合がある。


14(金)
去年剪定した薔薇が芽をつけている。雪に覆われた凍れる大地、ふるえるあがる冷たい風に反応する力強い生命の営み、陽射しの恵みに心がふくらむ。この寒さを感じ地中深く動き出す芽。★三人目の孫が生まれようとしていてオタオタしている。☆午後になって『無事生まれた』と連絡を受け見舞いに。窓越しに新生児室の生まれたばかりの子らを見る。一際大きな声で何か言っている男の子が孫だと知らされた。どの子も愛らしい。この子らに、世界中の子らに大きな幸あれ。



15(土)
楽器を演奏し、歌い、想いを伝える音楽として構築する作業と、楽音を人の耳に聞こえる周波数の集合音声ととらえ整える作業を、連日ひとりの人間がすすめる困難さを痛切に感じていたので、今日ライブ演奏をする機会を得て、ほっとしている。休日の息子が送り迎えをしてくれ、PAも会場の専門の方にお任せで、演奏に集中できた悦びは大きかった。★年末に土に活けてくれた野菜を掘り出そうと数日前に数十分スコップをふるって、少し風邪気味だったが、昨日と今日の自宅でのリハを繰り返し、声への影響が無いことを確かめての本番だった。聴いていただく方々、演奏環境にも恵まれ今年初のライブとなり、感謝しながら音源編集を続けている。


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16(日)
予報では荒れる週末だと言っていたが。昨日も今日も陽射しがありキラキラしている。幾らか暖かいのか屋根の雪が、ドドッと落ちる音が続いている。東の空に午後からが黒い雲が出ているけど、ヤッパリ明るい空、陽の光はいい!心が軽くなる。★玄関の飾り餅が何かうったえているようで気になる。。鏡開きって何時やるのだっけ?昨日の15日だったかな?トライしてみようか!小さくして“おかき”にするか?ネットでレシピを調べると、油で揚げずに電子レンジを使う手もあるそうな。小さくした餅を一日乾燥するとカリッとした食感に仕上がるという。東京・大森に美味しい煎餅屋さんがあって、よく通ったのを思い出す。じゃぁ、あの店の醤油味と塩味のおかきをイメージして今日は乾燥のみ、としよう。


17(月)
音楽制作専用のパソコンのマウスのご機嫌がイマイチ。編集作業のテンポに左クリックの作動がしっくりこない。使用頻度の高い“左クリック”なので『どうしたものか?』と思っていたら、“右クリック”とキーボードでも指示がだせることに気が付き、“左クリック”の回数が半減した。マウスとタッチパネル(?)も併用できることも判明。ブログを書きながら『便利なもんだ!』と改めて感心している。★薬を貰いに眼科へ出かけた帰りに、粒の細かい雪が降り始めた。明日は積もるようなサラサラ雪。買い物に寄ったスーパーの屋根からドドッと雪が落ちるのを見た。凄い勢いでビックリした。西日本も大分積雪があるようで、お見舞い申し上げます。


18(火)
花巻市総合庁舎東和支所(我々は依然、役場と呼んでいる)の屋根からの“ツララ”。危険だと毎日職員が長い棒で落としているが、ご覧のように伸びている。講座で出かけた盛岡もよく晴れていた、例によって冷たい空気だったが、陽射しが気持ち良かった。★昨年4月に皆様から、あたたかいご支援を賜った故アフェアキ夫妻に関する問い合わせ電話があった。神戸・淡路大震災直後のタシの活動を支援した方からだった。人と人の出逢いの不思議さを改め感じている。


18(火)
花巻市総合庁舎東和支所(我々は依然、役場と呼んでいる)の屋根からの“ツララ”。危険だと毎日職員が長い棒で落としているが、ご覧のように伸びている。講座で出かけた盛岡もよく晴れていた、例によって冷たい空気だったが、陽射しが気持ち良かった。★昨年4月に皆様から、あたたかいご支援を賜った故アフェアキ夫妻に関する問い合わせ電話があった。神戸・淡路大震災直後のタシの活動を支援した方からだった。人と人の出逢いの不思議さを改め感じている。


19(水)
今日退院した長女と孫は、出産後の体調が回復するまで一緒に暮らすことになった。天候も穏やかで、気温も高いのか家の長いツララが短くなり、屋根の雪も解けている。★パソコンのマウスの左クリックする頻度が極度に少なくなった。右クリックとキーボードからの指令が出来るようになってスコブル調子良く編集作業している。HPの更新、ブログの書き込みは殆ど左のクリック無しで行っている。パソコンとのつきあいは6年目に。 


21(金)
風がなく穏やかな日。2時からのライブの前に日記の画像を撮りにリュックさんの庭に。枝だけの白い木が青空に気持ちよく伸びている。陽射しに恵まれているが駐車場は何処も滑りやすく、オッカナビックリで歩く。コミュニティーセンターの駐車場でも然り。ここ数年“滑って転ばぬ記録”を保っているが、弩派手に転んだ記憶がチラチラと顔をだし、雪道を歩く度にソロリソロ〜リ、ビクビクしている。集まった方々に“最近転んでませんか?”と問うと、皆さん、にっこり当然と首をふる。大したもんだ。


22(土)
古い方のパソコンはHPの更新や日記を書いたり、画像の取り込みなどをマウスで矢印を動かし、クリックはタッチパッドを使うようになった。このマウスとタッチパッドの併用は便利だが、新しい音楽制作専用のパソコンでは、これらの併用ができず、左右のクリックを逆に設定して、キーボードからコマンドし作業をすすめている。そんな試行錯誤をしていると『こんなのも出来ますぜ』とパソコンが気をきかしているように思える。★音源編集などの細かい作業はマウスより、ボールを動かし指示するものが良いのでは、と息子がアドバイスしてくれたが、果たして肩こりの原因も、そこに有るのかも知れない。


23(日)
賢治ファンなら馴染みの『パッセン街道』の”ど真ん中・土沢”の宮沢賢治の詩碑、雪道を危なっかしく歩いてご挨拶してきた。『新春ライブ』の会場、土沢自治会館のトイレが凍結防止のため使用できず、役場(花巻市総合庁舎東和支局)のトイレを借り行ったついでに。
萬鉄五郎記念美術館に来られた方々が汽車を待つ間に『カフェほうほう』に寄って、喫茶しながら感動を語られていたことを思い出す。全国からの萬鉄五郎、賢治ファン、特にお一人で訪れた方には土沢の町並みを懐かしく感じ、時間を忘れる好ましい美術館の佇まい、新しい詩碑などに加え、町の住民との暖かい“出逢い”に鉄五郎、賢治のイメージを重ね、想いを熱く語られる、そんな数々の光景が懐かしい。
楽器を搬入していたら自治会館隣の公衆トイレの前にいらした旅行の方に気が付き「トイレでしたら役場のが使えますから」と休日なので職員出入り口にご案内しながら「賢治の“パッセン街道の詩碑”は正面に在ります」と付け加えると、ニッコリされた。『土沢住民』として対応できたことが妙に嬉しく感じながら新春のライブをしてきた。


24(月)
心のなかに浮かびあがったイメージを外の世界に出す。
誰もが日常的にしているだろうこの作業は百人百様の過程があるようだ。もやもやしているものは“想い”となり、見つめているうちに大きくなる“何か”。内にかかえるには持て余す大きな存在となり、外に表現する。★昨日、今日とブログを書きつらねるのにマウスの左クリックを一度も使わずに出来るようになった。一週間前までは力を込めて人差し指で左側のスイッチを押していたのだが・・・。多用による物理的な磨耗、そのレスポンスの遅れに苛立ちを感じ、他のスイッチを使って得た快感は、思いのほか大きいのだが、相変わらず厄介な音源編集作業を続けてている。時々、痛む程“歯ぎしり”しているようにも思えてしまうのだが。★同病の仲間が私の肩こりを案じ便りをくれた。パソコンのキーボードの高さの見直しや温シップを試すようにと仰る。人様のあたたかい眼差し。有難い。


25(日)
久しぶりに最高気温がプラスになり陽射しが余計にキラキラ感じた。午前中に東和町の小学校に入学を控えた保育園、幼稚園の園児への祝典ライブ、午後は盛岡で音楽講座。これも久しぶりの2ポイントの仕事。子供らの笑顔がとても素敵で、増して一緒に『思い出のアルバム』を歌ってくれ、嬉しい一日でした。★東和町は幹線道路の量端に山になっている雪を崩し大型重機でトラックに積み移動、盛岡では街中の歩道に凍りついた雪をツルハシで砕きシャベルで道路の端に盛り上げる商店の方々の作業をアチコチで見かけた。随分歩きやすい箇所が増えたが、日陰の凍った雪は残っており、暖かくなる時期を待っている。今年の大雪は大変だ。


26(水)
子供だった頃を思い出しながら、入学間近の園児達に音楽と祝いの気持ちを届けた。20分の時間を与えられたので、♪思い出のアルバム♪を中心にメドレー構成で。トムジェリの頃に幼児向けのTV番組(1時間の生番組で、タイトルは忘れたが当時人気の“ポンキッキ”の日曜版)の音楽を一年間やったこと、関連して母と子の集いでの演奏など懐かしく思い出しながら。ご一緒した諸先輩の子供らへの暖かく真摯な姿勢を拝見し心を洗われることがシバシバあった。ステージでのパフォーマンス、楽屋での会話、先に生まれた者としての在り方を教えられたように思う。ここでも大事なことを沢山の方々から授かっていたのだ。有難い。超多忙なスケジュールで、すっかり忘れていたが、子供らの笑顔が思い出させてくれた『思い出のアルバム』。感謝。


27(木)
夜の間に、また雪が約10cm積もって、昨日歩いた道も白く。陽射しに誘われてか小さな子と母親が緑色のソリをひいて可愛らしく歩いていた。先日のライブのお土産にビールを頂戴し車に置きっぱなしだったのを玄関先に出し、『う?凍ってしまうかな?』と思い直し家の中に入れる。毎日飲んでいた習慣を控えるようになって一年、お祝いなどで飲む機会があってもビール少量で眠くなってしまう、この頃。★30トラックの音源のヴォーカル、暮れの風邪が治りきってない時期の録りだったのでブレス音が気になっていたので録り直す、ついでにギターも。ひとつの不具合を直すと、別の不具合に気付きミックスに戻り修正し、新たに2ミックスにダウン、を繰り返している。何時になったら次の楽曲へ移れるのやら・・・。


28(金)
仙台の友人がインフルエンザにかかり仕事を休んでいるとの便り。同様に声を使う仕事なので、他人事ではない。早い回復を願う。去年とは傾向が異なるらしいが、外出後のうがい、手洗いを頻繁にしているのだが、岩手でも学級閉鎖など始まっている。皆さん、気を付けましょう!★少し陽射しがあるので、家の前の凍りついた雪を剥がそうとしたが、零下の気温なので、ほんの少ししか効果がなかった。


29(土)
昨日剥がした凍った雪の上に雪が降り、見えない段差に車がガタガタしている。インフルエンザに罹らぬように外出後『うがいと手洗い』をして、今のところ大丈夫。今月はプライベートなライブばかりだったが、聴いていただいた皆さんは元気でマスクも殆ど見られなかった。汽車の中で見かけるマスクの数も少ないようだ。★機会がある度にネイティブの方々に雪道歩行の注意点を聞いてみたが、殆どの方は『余り意識』と仰るが、長年の経験の積み重ねによる差は大きい。『都会の人はオオマタで歩くから転びやすい』との指摘もあった。同年輩の『滑ると大怪我につながるから!戒めている!』という言葉に納得。ギターを背負い歩くのだから細心の心構えが必要なのだろう。


30(日)
グロッセ 世津子さんの翻訳された本、,モーリス・メセゲ著『 自然が正しい 』の出版を祝う会が昨夜あり夫婦で出かけた。久しぶりの暗くなってからの運転、道路は凍っているのでユックリと。始まったばかりの会場で、入り口近くでセッチャンに会え「おめでとう、良かったね。今年も宜しく」とご挨拶し席につき紫波のブドウ・ジュースで乾杯、仲間達お手製の食事をしながら祝いの集いは進行。隣のテーブルの夫君のリュックさんやアンソニーを見つけ移動、「リュックさんのお陰でセッチャンはいい仕事したねぇ、今回は何時まで居られるの?」「水道が凍っていて大変、明日帰る」「では次回はユックリ会おう」。アンソニーもニコニコしている。見回すとアチコチに懐かしい顔が楽しそう。石鳥谷のしょうちゃん夫妻、元気そうだ。『ほうほう』に来て鬼剣舞を踊ってくれた合歓君も小学生、大きくなったアンソニーの子供ら三人も照れずに話に応じてくれる。あっという間にお開きになり、帰宅後は音源編集、パソコンに向かいながらセッチャンの訳した『自然が正しい』を是非とも読んでみたく思う。素敵な集いだったなぁ。サッカーアジア大会のファイナルの行方が気になりながら眠る。今朝起きて『優勝』と知り、これまた嬉しい知らせだ。おめでとう!!!


31(月)
家の部屋に『ほうほう音楽工房』が来てから作業テーブルの正面にいるミキサー、MX12。移住してライブ演奏が増えた頃からだから、10年の付き合いで『カフェほうほう』時代から録音にも使っている。最近、ここに登場する画像が雪の風景ばかりなのでカメラを向けてみた。SHURE PG81、SM58、RODE NT5などのマイクとも仲良くしている。このミキサーがテーブルの見やすい位置に来たので、今までのパソコンは普段はテーブルの下に移り、音楽以外の仕事で出張ってくれる。文章を打つには6年の付き合いのある古い方が指に馴染んでダントツに使いやすい。


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