2016年10月

 6(木)
元のカフェほうほうにアメリカから会いに来た人が居ると電話。直ぐに行くからと、飛んで出る。我々が東和町に来た頃に来日してALT(英語の補助教師)をしていたLちゃんだ。娘に電話で知らせると彼女も東和に向かうとのこと。タクシーで駆けつけるとご主人、娘二人と一緒にLちゃんの笑顔が店の前に。駅前のバス停で立ち話をしていると娘も合流し昼食をともにする。大人達は話に夢中、Lちゃんの娘(八歳と四歳)と娘が連れてきた孫(四歳と一歳)は言語の壁をものともせずにアッと云う間に大の仲良しで遊んでいる。食後に温泉の隣りのお庭に行くと子供達はのびのびと国際交流している。初めて逢った頃、互いに物凄い頭痛を感じながら、たどたどしい英語と日本語を屈指して会話に励んでいた頃が蘇る。


14(金)
二週間前から風邪が抜けずにいる。急に最低気温がエラク下がっちまった。皆さまは大丈夫ですか?お見舞い申し上げます。生物は壊れた細胞を分解再生する機能をもっていて、そのあたりがもっと判ると病気を防げるのではないかと希望を感じるノーベル科学賞受賞につづき文学賞ではボブ・ディランが評価されたというニュースが風邪でボンヤリしているオイラの頭をスッキリさせてくれた。そこで先日つくった小豆餡と抹茶でお祝いする。小豆餡は仕上げの水分量を減らしたので程良い硬さ。抹茶の旨さが喉にひろがる。食いしん坊なればこそのお祝いの仕方にみずからニヤリ。久しぶりの抹茶のほろ苦さが気持ちよく身体に沁みてゆくのを感じながら音源の編集をしている。外は静かな秋。


15(土)
ノーベル文学賞受賞のボブ・ディラン。USA from Africa,We Are the WoldのDVDを観賞しながらボブの受賞祝賀会になった。懐かしいミュージシャンが集まり素敵な音楽ができ上がる瞬間。企画に賛同し人集めに尽力したハリー・ベラフォンテ氏へのリスペクトがバナナボートのコーラスで盛り上がる。そして『どのように歌ってイイのか判らない』と云うボブにスティーヴィーが『いつもの様に歌えばイイんだよ』とピアノに向かいボブの歌いっぷりを真似する。次第に音楽が出来上がる。全てのミュージシャンが素晴らしかった。互いに尊敬し合いながら自らを表現していた。


17(月)
芭蕉菜、苦味があって独特の香りの野菜。東京では見かけなかった。これが旨い。葉物が少なくなるこれからの時期に重宝する。土地の人は塩漬けにする。大きな樽に芭蕉菜と塩を交互に漬けこんでゆくが、大きな樽もないし、漬け上がる時間も短縮したい食いしん坊が考えた調理を紹介します。産直で見つけた芭蕉菜は小振りの株。多分大きな株にするため、周囲の小さい株を間引いたものだと思うが、このサイズで充分です。ちょっと大きめの鍋に湯を沸かし塩、醤油で濃い目の味を加える。洗った芭蕉菜の根元に包丁を入れ、鍋に入れる。そうそう今回は青唐辛子の佃煮も入れてみた。しんなりした芭蕉菜を保存する器に並べ、再度沸騰させた調味液を加え、常温で冷ましたら冷蔵庫で保存。火を通しすぎないのがコツでがんす。適当な長さに切って食べます。今夜が楽しみ。タマネギの苗を植えるかな。


19(水)
玉ネギ、ニンニクを植える畝を耕す。ニンニクは一かけづつ植え、玉ネギは赤タマネギと普通の玉ネギの苗を植える。赤玉ネギとはどんな玉ネギか判らないが、思いの外自家製の玉ネギが旨かったので挑戦する気になった。今日は陽射しも強く半袖のTシャツでチョイと土を耕すだけでも汗をかく。今年はマルチシートを使ってみようと思う。春から夏にかけて草むしりしないで済むかもしれない。結構暑いが、これからは日に日に寒くなり、雪に覆われる日も近いかな。★ノーベル文学賞のボブ・ディラン氏本人に連絡が付かない、とノーベル財団が困っているらしい。貰えるものは貰っておけと思うが。♪USA from Africa We Are the World♪の録音の時みたいに何だか迷っているのだろうか?あの時のようにスティービー・ワンダー氏に相談すればイイのに。適切な助言をしてもらえるかもしれないのに。


20(木)
庭にニンニクと玉ネギを植えつける畝を耕しマルチングのシートを敷いた。岩手に移住した頃、広い畑を貸していただいた。歓び勇んで用意したシートだが一年目に使って以来、ず〜っと物置で眠っていた。土を耕しただけで腰が痛くなっちゃったよ。休み休みして畝を作りシートを敷いて端っこを土を寄せる。植えつけはミーに押しつける。☆茄子もピーマンもそろそろ終わりかな?今年の茄子は特に美味しかった。連作障害を気にして別の場所に植えたのがよかったかな。大豆を植える場所がなくなってしまったが。素人の世話なんおに随分と頑張ってくれた野菜達、感謝感激。春に植え替えた長ネギも育って太さを増して旨そうだ。里イモの収穫が楽しみだ。


26(水)
数日前には氷点下の気温だったが、今日は暖かい。日常的につづけている音源編集をやっていると息子が『イイ天気だから何処か行こうよ』と誘われ、谷内山神社に出かけた。お参りする度に感じる清々しくしてくれる雰囲気。不思議な雰囲気の場所っちゅうのは結構たくさんあるのだ。多分縄文の頃から敬われた場所のように思う。。銀杏の実が落ちている境内を参拝する。稲作が広まる以前、人々が感じた畏敬の念とは、どのようなものだったんだろう。想像を超えたものだったように感じる。坂上田村麻呂も恐れたといわれる霊力。権力にとっては大きな恐れだったということか?☆独特の雰囲気を味わったあとで、たわわに実った柿の樹が一層ありがたく感じる秋晴れ。


27(木)
今日も穏やかな日だ。昨日降った雨の湿り気に陽射しがやさしく土の温度を上げている。☆玉ネギはマルチングを止めた。180本の苗を植える穴を開けるのが面倒に思えてしまった。このあたりが素人の手抜きなんだろうね。糸のように細いけどネギっていう感じの苗の根元が膨らんで玉ネギの大きさになると思うと自然の力の凄さを感じる。そういう風になるようにDNAに組み込まれてるんだと云えばそれまでだが、その様な仕組み自体に『誰かの意志』を感じるのは、昨日体感した丹内山神社のアラハバキ様の霊験だろうか?もう直収穫できる里芋だって『オイラさつまいもになるだ』など云わずにちゃんと里芋になる、当たり前だぜと云われれば、その通りなのだが、その不思議さは驚きだ。


28(金)
大震災後に頂戴し毎年春のさきがけの味を賞味している『うるい』を花壇に植え替えた。画像は大分前に撮ったもの。うちに来てから傍に生えている茗荷が何故か『うるい』に近づくようになっていたから。うるいが来た途端に妙に自己主張するように繁茂し、今年はうるいが植わっている場所を通り越してしまった。新しいうるいの住処は野バラの傍でいくらか日陰になるので気に入って貰えるとありがたい。掘り起こした土ごと花壇に移動したが、非常に重かった。株分けの時期かもしれないのだが、うるいの株は硬い塊なのさ。刃が立つ刃物でないと切り分けられないそうで、そんな刃物って、うちにあるかな?雪が解けて春一番の美しい芽や奥ゆかしく感じる花が増えると嬉しいなあ。雪が降る前に株分けしてみようか。


30(日)
昨日、今日は『アートクラフト土沢』、出展しているクマゴローさん夫妻に逢いに出かける。昨日に比べると幾らか穏やかだが風が冷たく、作品を見てあるく方々はしっかり冬支度で作品を見ている。例によって久闊の挨拶なしに自然に会話が始まる。時々地元の方と出逢い「久しぶりぃ、元気でしたかぁ?」とご挨拶するがクマゴローさんたちとの会話は途切れずつづき、アッというまに時間が経つ。又逢いましょうとお別れする。普段歩く人が少ないが今日は賑やかだ。コスモスの花が風に揺れている。家に帰ると里芋の葉が目に入る。枯葉が幾つかある。もう少し枯れてきたら収穫だ。空に姿が見えないが小鳥の鳴く声が明るくひびいている。